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十二宮命・財・官別名: 事業宮

💼官祿宮

官祿宮は事業宮とも呼ばれ、仕事の形、職業の適性、キャリアの浮き沈みを司ります。命宮・財帛宮とともに、命盤の鉄のトライアングルを成します。

身宮がこの宮に入ることがある

📖 詳解

官祿宮は今日では事業宮と呼ばれることが多く、生涯の仕事の形を司ります。どんな業界が合うか、どんなスタイルで働くか、キャリアの成就の高低と浮き沈み、起業向きか勤め向きか——すべてこの宮から読みます。学生の間は、学業と受験運もこの宮で見ます。 命宮・財帛宮と三方で鉄のトライアングルを成します。命宮は人、官祿は仕事、財帛はお金——人・仕事・お金の三位一体であり、キャリアを見るときに、ひとつの宮だけを切り離して見ることはありません。 官祿宮の対宮は夫妻宮で、仕事と結婚は互いに連動します。仕事のリズムが家庭の温度に影響し、家庭の安定が仕事上の冒険を支える——この軸は、命盤の中で最も現実的な一本です。

🔍 この宮の見方

まず主星で、業界の適性と仕事のスタイルを見ます。文の星なら文の道、武の星なら武の道、財の星なら商いの道、蔭の星なら専門職。次に廟旺・落陷で、成就の天井と床を測ります。それから三方から会照する吉星・煞星を見ます。吉星が対で入ればプラットフォームと助力に、煞星が集まれば競争と波乱に。最後に四化を確認しましょう。化権が官祿に入るのは権限を握るのに最も有利で、化忌が入るなら専門を深く耕すのが吉、頻繁な転職は禁物です。

十四主星がこの宮に入る場合

紫微星系天府星系

紫微が官祿宮に入ると、生まれながらの管理職の器で、リーダーの座、大組織の運営に向きます。プラットフォームが大きいほど力を発揮します。左輔・右弼と会えば「百官朝拱」となり、事業のスケールは壮大に。支えのない「孤君」なら技術の権威路線へ——専門性で王になる道です。

天機が官祿宮に入ると、頭脳を使う仕事に向きます。企画、分析、技術、コンサルティング、参謀役。キャリアは進路変更が多めですが、転身のたびに経験が複利で積み上がります。知恵で勝負するタイプで、同じ持ち場で年功だけを重ねるのは不向きです。

太陽が官祿宮に入ると、公共性のある仕事に向きます。行政、メディア、教育、渉外、エネルギー。廟旺なら名声と仕事の両方が栄え、表舞台で輝きます。落陷では名が実を上回り、心労が多め。裏方の実務でも十分に成功できます。ただ、拍手が届くのが少し遅いだけです。

武曲が官祿宮に入ると、金融・財務、軍警、エンジニアリング、実業など、骨太な業界に向き、実行力が看板です。化禄・化権なら財と権の両方を握る、生まれながらの実務の指揮官。ただし一匹狼が長く続いたら、チームワークという科目も忘れずに。

天同が官祿宮に入ると、サービス、飲食、レジャー、文化・クリエイティブ、福祉といった業界に向き、親しみやすさと評判で立脚します。上昇志向は強くないものの福運が護衛につき、自力で興して後に実る型。周囲に推されて進むうち、自分の計画より遠くまで行っていることがよくあります。

廉貞が官祿宮に入ると、公職、法務、電子、精密製造など、制度や規律のある業界に向きます。廟旺なら官の道で成功し、有能で切れ者。煞星や化忌が加わると職場でのもめごとや訴訟に注意し、恋愛や人情がキャリアを掻き乱すこともあるため、公私のけじめが護符になります。

天府が官祿宮に入ると、金融、行政、後方支援、資産管理など、守りの業に向き、一歩一歩固めながら積み上げていきます。大組織で着実に昇進していく典型で、最速ではなく、最も安定した道を行く——最後に笑うのは、たいていこのタイプです。

太陰が官祿宮に入ると、財務、不動産、文化・教育、参謀や研究の仕事に向き、静けさの中で事業を成します。廟旺なら、専門性の蓄積によって富と名声を築きます。落陷では手に職をつけ、迷いによる足踏みに注意。十年深く耕せば、結果はおのずと見えてきます。

貪狼が官祿宮に入ると、広報、営業、芸能、エンターテインメント、飲食・観光といった社交の業界に向き、多才で複数の肩書を持つのが常態です。火星・鈴星と会えば爆発力があり、チャンスが来れば一気に飛躍します。ただし興味が散らばりすぎて、「何でもそこそこ」にならないよう注意を。

巨門が官祿宮に入ると、口で立つ仕事に向きます。教育、法律、メディア、評論、営業、コンサルティング。専門的な発言力で食べていく道で、名声ともめごとは同じ源から出ます。廟旺なら口を開けばそれが看板に。落陷では戦場を選び、無用の舌戦は避けましょう。

天相が官祿宮に入ると、補佐の座に向きます。参謀長、ナンバーツー、執行役。トップの下でこそ力を発揮し、忠実な働きで地位を得ます。ここでは「夾宮」の格局が最も重要で、「財蔭夾印」を得れば出世は順風満帆です。

天梁が官祿宮に入ると、医療、司法、監査、教育、公益など、人を守り支える性質の事業に向きます。「人に蔭を与える」仕事ほど名が上がります。商売で利を追うのは持ち味ではありません。「陽梁昌禄格」と会えば、試験や昇進の道が最も順調です。

七殺が官祿宮に入ると、開拓の業に向きます。起業、軍警、外科、重工業、現場での陣頭指揮。大権を一手に握り、大きく上がって大きく下がる。成否はすべて「胆力」の二文字にかかっています。城を落とすたびに、守る人を残すことを忘れずに。

破軍が官祿宮に入ると、開創と変革の業に向きます。新市場、新技術、再編や改革の現場。キャリアには転機が多く、人が動乱を恐れる中、あなたは動乱を糧に上がっていくタイプです。禄を得れば、突破のたびにそれが跳躍台になります。

🔄 四化がこの宮に入る場合

化禄

化禄が官祿宮に入ると、仕事は順調で、成果に財が伴い、拡大に有利です。やること自体が実りを連れてくる形で、打ち込むほどに収穫があります。

化権

化権が官祿宮に入るのは最も相性の良い形で、実権を握って大任を担い、上り調子のときは力強く前進します。権限を取るなら責任も取る——権と責が釣り合ってこそ、遠くまで行けます。

化科

化科が官祿宮に入ると、専門的な名声で立脚し、試験・審査・昇進に有利です。肩書と評判こそ、この盤の最も堅い資産です。

化忌

化忌が官祿宮に入ると、仕事に停滞や変動が多いか、仕事への執着を手放せなくなりがちです。専門を深く耕し、時間を味方につけるのが吉。頻繁な転職は禁物です。その執着を技を磨くことに注げば、「忌」はかえって匠の証になります。

🌟 吉星が入る場合

六吉星が官祿宮に入ると、仕事に助けが入ります。左輔・右弼はチームの支えと引き立てを、文昌・文曲は文書・学術系の仕事での活躍を、天魁・天鉞は絶えないチャンスと抜擢を意味します。対で会照すれば格局はより大きく、単星だけなら助力は割引きになります。

煞星が入る場合

煞星が官祿宮に入ると、仕事上の競争と波乱が増えます。擎羊は職場での表立った争い、陀羅は水面下の消耗戦、火星・鈴星は業界の激動——競争が激しく技術の入れ替わりが速い業界なら、かえって好相性です。地空・地劫は理想主義で、創造や研究開発に向き、投機的な経営には不向きです。煞星は圧力であると同時に、ふるいでもあります。安定をふるい落とした後に残るのは、すべてチャンスなのです。

🌫️ 空宮と借星

官祿宮に主星がない場合は、対宮の夫妻宮の主星を借りて論じます。キャリアの方向が結婚や家庭に左右されやすいか、仕事への執着が薄く、生活を大切にする形です——これは欠点ではなく、もうひとつの優先順位です。業界選びは三方の力を借りて、命宮と財帛宮の強い星に沿って決めましょう。

🕰️ 大限と流年

大限や流年が官祿宮を通る時期は、仕事が人生の主舞台になります。化禄・化権・化科の会照があれば、昇進・開拓・転身の窓が開くとき。化忌や煞星の衝会なら、職の変動やもめごとに注意し、転職や起業はこの宮をよく確かめてから一手を打ちましょう。学生がこの時期を行くなら、受験運として読みます。

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あなたの官祿宮にはどの星が入っているでしょうか?