🍀天同
天同は福星で、化気は「福」。安らぎ・親しみやすさ・足るを知る心を司ります——先に苦労し後に楽になり、自力で家を興す型。福運は、肩の力の抜けたゆとりの中に宿ります。
📖 星の性質総論
🌗 十二宮の輝度(廟旺利陥)
輝度データは当サイトの排盤エンジンと同一のテーブルで、権威盤例により逐宮検証済みです。
🔄 四化の年
天同化禄(丙年)は、福の上に禄を重ねる年です。目の前の福をそのまま楽しめ、人の縁が財を連れてきて、生活の質も上がります。ただし安逸に流れすぎないこと。良い日々の中でも三分の蓄えは残しておきましょう。
天同化権(丁年)は、福星が本気を出す年です。めったにない進取の年回りで、怠け癖の中から行動力が芽生えます。勢いに乗って事を成すのが吉——天同が最も「動く」べきときです。
天同化忌(庚年)は、福がかき乱される年です。楽しみは目減りし、気疲れがたまり、些事に心を煩わせ、義理人情に振り回されがちです。この年は暮らしを簡素にし、余計な用事を抱え込まず、自分のリズムを守りましょう。
💼 仕事の方向
サービス、飲食、文化・クリエイティブ、福祉、癒やし系の業界に向きます。親しみやすさが元手、評判が複利です。出世欲は控えめなのに、なぜか機会に押されて前へ進むタイプ。押しの強いパートナーと組むのが最善です——相手が領地を切り拓き、天同が土地を守って人心を安んじるのです。
💞 恋愛の傾向
十四主星の中でも指折りの付き合いやすい伴侶です。思いやりがあり、穏やかで、張り合わない。友情からゆっくり温まっていく恋が最も安定します。弱点は受け身なこと。相手のひと押しが必要です。結婚前に多少の波乱や試練があるほうが、結婚後はかえって関係を大切にできます。
🌟 吉星と会う場合
左輔・右弼や天魁・天鉞と会えば、福を担ぎ上げてくれる人が現れます——機会のほうから訪ねてくる型です。文昌・文曲と会えば雅趣が加わり、文化・クリエイティブや生活美学の分野が吉。吉星を得た天同は、「人生に優しくされる」典型的な盤といえます。
⚡ 煞星と会う場合
煞星と会うのは必ずしも悪いことではありません。単独の煞星が適度に効けば、かえって闘志に火がつきます(馬頭帯箭がまさにそれです)。ただし煞星が重なりすぎると福は薄れ労苦が増え、安逸への耽溺や太りすぎといった健康問題への注意が必要です。天同が恐れるべきは煞ではなく、ソファの上で朽ちていくことなのです。
🏅 関連する格局
天同が(擎羊を伴って)午宮に坐し、丁年生まれで成立する格です。福星が鎧をまとい、煞を鞭とする形で、辺境に威を振るい、故郷を離れて身を立てることを意味します。「圧力が人を育てる」ことを示す千古の名局です。
天機・太陰・天梁と三方に会し揃う、安定して緻密な局です。公職・文教や大組織での長期的な深耕に向き、天同がこの中で担うのは、すり減りに強いしなやかな心です。
🏛️ 十二宮に入る場合
以下の逐宮解説は十二宮ガイドと同一ソースです。宮名をクリックすると完全な項目が開きます。
天同が命宮に入ると、温和で謙虚、足るを知る「福星」の命で、自力で家を興し、先に苦労して後に楽になる型が多いとされます。弱点は現状に甘んじて向上心に欠けること。むしろ煞星に出会うと闘志に火がつき、丁年生まれで午宮に入る「馬頭帯箭」の格のように、鍛えられてかえって大器となる例もあります。
天同が兄弟宮に入ると、きょうだいは仲睦まじく情が厚く、人数も多めです。互いに心の慰めであり、寄り添い合える存在ですが、情の面では申し分ない一方、事業面での強力な後押しはほどほどです。
天同が夫妻宮に入ると、配偶者は温和で思いやりがあり、穏やかで長続きする関係です。ただ天同は安逸の星で、配偶者の上昇志向はほどほど。友情からゆっくり愛が育った縁や、結婚前に試練を経た縁ほど、結婚後はかえって安定します。
天同が子女宮に入ると、子どもは素直で愛らしく、親子の情は睦まじく、子どもとの縁が厚い形です。ただし子どもはやや甘えん坊で、自立は遅め。かわいがりつつ、手を放すことも忘れずに。
天同が財帛宮に入ると、自らの手で築く財で、先に苦労し後に楽になり、中年以降にゆとりが出ます。収入は穏やかですが大金持ちにはなりにくく、福は「爆発的に増える」ことではなく「困らない」ことに表れます。足るを知る人こそ、この金運を最も楽しめます。
天同が疾厄宮に入ると、水に属する星として膀胱と泌尿器系に対応します。体質はのんびり型で太りやすく、むくみ、代謝の低下、耳の不調に注意。よく動き、だらだらしすぎないこと。それでこそ福星は本当に福を味わえます。
天同が遷移宮に入ると、外に出れば福があり、人に恵まれ、旅路は穏やかで助けにも出会える、心地よい旅人です。ただし居心地の良さに流されやすく、外でがむしゃらに戦う気迫は控えめ。チャンスに付いていく形が向いており、力ずくの開拓には不向きです。
天同が交友宮に入ると、友人は温和で付き合いやすく、飲食や遊びを共にする気楽な仲が中心で、輪は和やかです。友人運は順調ですが、深い助力はほどほど。ストレスを癒やす港であって、高みに登るための梯子ではありません。
天同が官祿宮に入ると、サービス、飲食、レジャー、文化・クリエイティブ、福祉といった業界に向き、親しみやすさと評判で立脚します。上昇志向は強くないものの福運が護衛につき、自力で興して後に実る型。周囲に推されて進むうち、自分の計画より遠くまで行っていることがよくあります。
天同が田宅宮に入ると、自らの手で家を構える型で、中年以降にようやく安住の地を得ます。手に入るのは遅めですが、住み心地は安定します。住まいは豪華さより快適さと温かさを重視。ささやかな日々の暮らしの味わいこそ、この星の福なのです。
天同が福徳宮に入ると、福星が「得位」に就いた形です。足るを知り、食べることも遊ぶことも心得た、十二宮で最もリラックスした配置です。ただし安逸が過ぎると志がすり減ります。福は身を養うためのもの、寝そべるためのものではありません。
天同が父母宮に入ると、父母は温和で慈愛深く、家庭の空気はゆったりとして、かわいがられて育ちます。ただし庇護の力はほどほどで、強みは圧力のない睦まじさにあります。家が跳躍台ではなく港であることも、またひとつの福なのです。
✨ 同じ星系の星
天同があなたの命盤のどの宮にあるか、確かめてみませんか?