🦊貪狼
貪狼は第一の桃花星で、化気は「桃花」。欲望・才芸・人の縁を司ります——十四主星の中で最も人生を楽しむすべを知る、最も多面的な星です。
📖 星の性質総論
🌗 十二宮の輝度(廟旺利陥)
輝度データは当サイトの排盤エンジンと同一のテーブルで、権威盤例により逐宮検証済みです。
🔄 四化の年
貪狼化禄(戊年)は、欲望が財を生む年です。付き合いが商談を連れてきて、才芸が収入に変わり、臨時収入の巡りも活発に。人脈の配当がまとめて実る年回りです。ただし一線は守ること——この禄には、酒・色・財の試験が同封されています。
貪狼化権(己年)は、欲望が舵を取る年です。社交の輪では主役となり、才芸と野心が足並みを揃えて成長します。新しい領域へ自ら打って出るのが吉。人脈を無理に求めすぎたり、力みすぎたりしないよう注意しましょう。
貪狼化忌(癸年)は、欲望が牙をむく年です。桃花がもめごとを生み、付き合いが体を傷め、投機でしくじる恐れへの警戒を。この年は欲望のリストを節制し、酒・たばこ・賭けごとは避けられるなら避けましょう。
💼 仕事の方向
社交と創造の両輪で回る業界に向きます。広報、営業、芸能、ホテル・飲食、エンターテインメント、ライブコマースなど。人脈がそのまま金脈、才芸がそのまま商品で、複数の肩書を持つ生き方が通常運転です。オフィスでマス目を数えるような仕事は禁物——つなぎ止めることは、この星の武芸を封じることに等しいのです。
💞 恋愛の傾向
魅力は十四主星の最高峰で、恋愛遍歴は色とりどりです。情趣を解し、気が利いて、駆け引きの時期には敵なし。課題は専心です。桃花が多いこと自体は罪ではなく、問われるのは選択のほう。晩婚にし、結婚後は趣味と社交をふたりで育てること——それが桃花を自分の庭で咲かせる正解です。
🌟 吉星と会う場合
火星・鈴星との出会いは、この星の名場面です。火貪・鈴貪は急発の財を意味し、欲望に火がついて爆発力へと変わります。文昌・文曲と会えば才芸に文の彩りが加わり、創作や芸能に向きます。天魁・天鉞と会えば人の縁の中に貴人が潜み、遊んでいるうちに事が成っていくのです。
⚡ 煞星と会う場合
擎羊・陀羅と会えば、桃花に棘が生えます。恋愛のもめごとや酒色によるトラブルへの警戒が必要です。地空・地劫と会えばかえって心が澄み、欲望は学問や修行へと向かいます。古書にも「貪狼、空亡に遇えばかえって端正を主る」とあります。貪狼にとっての煞は、放縦に流れれば毒、束ねられれば薬なのです。
🏅 関連する格局
貪狼が火星と同宮または会照する形です。欲望が火に触れて燃え上がり、突発的な財と爆発的な機会を意味します。大限・流年でこの形に逢うと、一夜にして局面が変わることも珍しくありません。急に得たものは急に失いやすいもの——利益の確定こそ鉄則です。
貪狼が鈴星と同宮または会照する形で、火貪と同類ながら発するのはやや緩やかです。力をためた後の爆発を意味し、好機の窓が開いたら全力で挑むのが吉。同じく「引き際を見誤らない」ことを胸に刻みましょう。
貪狼が卯宮または酉宮で紫微と同度する形で、桃花星が帝座を犯すとされます。情の多さが主を煩わせ、情によって事を誤ることへの誡めです。現代では魅力と権位が絡み合う形と読み、公私の区別こそが両立の鍵になります。
🏛️ 十二宮に入る場合
以下の逐宮解説は十二宮ガイドと同一ソースです。宮名をクリックすると完全な項目が開きます。
貪狼が命宮に入ると、多才多芸で社交上手、欲が深く興味の幅も広い、第一の桃花星の命です。火星や鈴星と出会えば「火貪格」「鈴貪格」となり、急速に発展するチャンスをつかみます。地空・地劫や空亡に出会うと、むしろ清廉で学問好きになり、欲望が学びや修養へと向かいます。
貪狼が兄弟宮に入ると、きょうだいはそれぞれ好みが異なり、付き合いはどこか社交的で、にぎやかですが腹を割るまでには至りにくい形です。桃花の雑曜と会うと、伝統的には父母の異なるきょうだいがいるとされます。吉星と会えばきょうだいの社交力が高く、人脈を分かち合えます。
貪狼が夫妻宮に入ると、配偶者は多才で面白く、社交的。結婚前の恋愛経験は豊富めです。桃花の星が加わると心変わりへの注意が必要で、晩婚や結婚前に経験を積むことが吉。結婚後は共通の趣味を育てることで、桃花を家庭の中にとどめられます。
貪狼が子女宮に入ると、子どもは活発で多才、興味の幅が広く、誰からも愛されます。桃花の強さと生殖力の旺盛さも意味します。煞星が加わると遊びに夢中で手を焼くことも。説教より、興味を伸ばす導き方が効きます。
貪狼が財帛宮に入ると、社交や付き合いの中から財が生まれ、人脈がそのまま金脈になります。火星・鈴星と会えば「火貪格」「鈴貪格」となり、急激な財運の上昇を意味します。ただし、急に得たものは急に失いやすいもの。深追いせず、利益はきちんと確定する——それがこの金運の鉄則です。
貪狼が疾厄宮に入ると、木と水を兼ねる星として肝胆と腎を司ります。お酒とたばこを伴う付き合いが健康の一番の敵で、酒色の過度や肝機能の低下に注意。「欲望の管理がそのまま健康管理」——この星ほど、それが当てはまる星はありません。
貪狼が遷移宮に入ると、外では付き合いが多く顔が広く、社交で世界を渡ります。宴席も勝負の場です。ただし外で遊興に流れて、本業を誤らないように。火星・鈴星と会う人は、よその土地でこそ急発のチャンスがあります。
貪狼が交友宮に入ると、交友は天下に広がり、会食や遊びの誘いが絶えず、趣味の合う遊び仲間に恵まれます。深い付き合いは選別が必要で、社交に本業と財布が引きずられないように。人脈は育てるだけでなく、活かし方にも道があります。
貪狼が官祿宮に入ると、広報、営業、芸能、エンターテインメント、飲食・観光といった社交の業界に向き、多才で複数の肩書を持つのが常態です。火星・鈴星と会えば爆発力があり、チャンスが来れば一気に飛躍します。ただし興味が散らばりすぎて、「何でもそこそこ」にならないよう注意を。
貪狼が田宅宮に入ると、資産の変動が大きく、投機的に不動産を買う傾向があり、思い切った借り入れも恐れません。火星・鈴星と会えば、急に資産を築く運もあります。家はにぎやかで来客も多く、書斎より客間のほうが華やぐ家庭です。
貪狼が福徳宮に入ると、欲望は多彩で遊び心が旺盛、食も遊びもひと通りこなす生活の達人であり、快楽を愛する人でもあります。楽しみ方を知っているぶん溺れやすくもあり、節制すれば福、放縦すれば消耗。欲望に予算を組んでこそ、福は貯まります。
貪狼が父母宮に入ると、父母は社交的で、家はにぎやか。親子関係は友だちのようで、しつけはおおらかで自由です。親の付き合いが多く、一緒に過ごす時間が少なめになる点には注意を。上下の隔てのない親密さは、この家庭のかわいらしさです。
✨ 同じ星系の星
貪狼があなたの命盤のどの宮にあるか、確かめてみませんか?