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格局吉格

人遁吉格

天盤の丁が地盤の乙に加わり、星奇が日奇と会して木火通明となる。人遁の吉格と号し、貴人は官位と俸禄が加わり、常人は婚姻・財帛ともに喜び事があることを主る。

成格条件

天盤 丁 + 地盤 乙

詳解

丁は星奇、乙は日奇である。天盤の丁が地盤の乙に加わると、乙木が丁火を生じ、二奇が相会して下が上を生じる。薪が火を伝えて旺じ、光華が続いていくようであるため、人遁の吉格と称する。成格の原理:奇門では奇を得ることを貴しとし、両奇の同宮だけでもすでに得がたいのに、さらに相生の勢いを成す。人事が和合し、貴気が集まるため、貴人がこれを得れば官位と俸禄が加わり、常人がこれを得れば婚姻が成り、財帛が集まる。さらに休門と太陰が丁奇にともに臨めば、三遁の一つである真の人遁が成り、吉力はいっそう専一となり、事を密かに謀って成ること、貴人が陰ながら支えることを主る。吉凶の位置づけ:吉格であり、その吉は「人和」の二字にある。人間関係・婚約・提携・引き立てによって事を成す場合はみな用いるのがよい。注意事項:乙丁はともに陰干で、その吉は穏やかで長く続くものであり、爆発的な喜びではないため、細く長く営むのがよい。春の木が旺じ火が相となる月は、相生の力が最も充実して格局はいっそう良く、秋冬に木が衰えれば吉力はやや緩む。空亡に逢えば喜び事の到来が遅れ、入墓すれば貴人が約を違える。凶門に臨めば吉力は半減するため、開門・休門・生門の吉門を選んで事を用いてこそ、その美を全うできる。喜び事が近づいた時は言い触らさないこと、人和の局は横から枝葉が生じることを最も忌む。

テーマ別の判断

仕事・官職

人の力を借りて事を成すのに有利である。引き立ての依頼・弟子入り・同盟・面接はいずれも吉で、貴人は進んで手を差し伸べてくれる。昇進は試験の力押しよりも人の推薦によることが多く、日頃積み重ねた人望がこの時期に実を結ぶ。集まりに足を運んで交流を広げるのがよく、機会は人付き合いの中に潜んでいる。

財運・経営

財帛に喜びがあり、共同での求財、知人の紹介による商売や顧客に有利で、成約率が高いうえ、その後の縁も長く続く。財の入りは穏やかで持続的であり、急かしすぎるのは不向きである。契約は吉門の時辰を選ぶこと。空亡に遇えば喜びは遅れるため、その入金を辛抱強く待つ。

恋愛・結婚

婚恋における第一等の吉格である。見合い・告白・婚約・挙式はいずれもよく、人の紹介による縁談はとくに信頼できる。両者の情が相生じ、穏やかで長続きし、既婚者は家庭円満で吉報がある。いまの好機をつかむこと、良縁はためらう人を待ってはくれない。

健康

平安の象であり、病者は良医と手厚い看護を得て、養生の効果が現れる。乙丁は陰柔の木火に属し、案じるべきは肝血の不足や虚火による不眠といった穏やかな症にとどまり、食養生と温補が最も適する。妊娠・出産の事は順調なことが多く、家族の看護も行き届く。

旅行・移動

旅は順調で、親族訪問・友人訪問・見合いや約束の場・連れ立っての遊覧に有利であり、道中では親切な人の助けを得やすく、同行者がいる方が独り旅より良い。休門・生門・開門の吉門を選んで出発し、行程はゆとりを持たせるのがよい。この旅の眼目は人に会うことにあり、会うべき人に会えれば事は成る。

訴訟・争い

訴訟は和を尊ぶのがよい。この格の人和の気は調停に最も利があり、仲介者の斡旋や貴人の取りなしを経て、多くは訴えを収めて争いを止め、体面の立つ結果を得られる。判決まで意地を張り通すのは不向きで、裁判に勝って人情を失っては割に合わない。自ら善意を示せば、相手はおおむね受け止めてくれる。

関連項目

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