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三奇六儀

丁奇

三奇の一つで星奇と称し、玉女とも号する。天干の丁は陰火に属し、星や燭の光を象り、文書・情報、試験・功名と婚恋の慶事を司る。吉門に臨めば文書はすみやかに至り、慶事は意のままに運ぶ。

詳解

丁奇は奇門三奇の一つで、星奇と称し、また玉女とも号する。天干の丁は陰火に属し、星の光や燭の焔を象り、闇夜に明かりを生む。取象は文書・証書・情報・弁舌・文化・香火であり、また少女と、婚恋における女性側を代表する。丁火は柔らかく明るく、幽かなところに光を見せ、占事では文書と功名に最も利がある。試験、資格取得、投稿、契約、書類の提出は、丁奇が吉門・旺宮に臨めば、文書はすみやかに至り便りは意に叶うことが多い。丁奇は夏に旺じ、兌七宮に落ちれば昇殿で星光は位を得る。艮宮に落ちれば丑墓に入り、光華は内に籠って文書は滞る。丁が地盤の各干に加わればまた別の格局を成す。乙に加われば人遁の吉格で、貴人により官が加わり禄が進む。壬に加われば五神互合で、貴人の恩詔がある。庚に加われば文書阻隔、癸に加われば朱雀投江で、便りは水に沈む。同じ丁奇でも組み合わせにより吉凶は二分されるため、盤を断ずるにはまず格局を調べること。直使門の落宮の地盤に丁を見れば、また玉女守門を成し、内々の和合の事に利がある。注意点として、丁奇が空亡に逢えば文書や便りは虚が多く、契約や承認は延びやすい。門迫を受ければ口舌が我が身に返り、多言は必ず失を招く。丁はまた香火・玄学を司り、祈福や師事を問うてこれを得れば吉兆である。

テーマ別の判断

仕事・官職

丁奇は文書と功名を司る。試験・資格・選抜の筆記でこれを見れば最も吉で、吉門・旺宮に臨めば採用や承認の知らせは早い。文案・編集・弁護士など筆一本で立つ職業はとりわけ恩恵が多い。剋を受ければ書類は差し戻されやすく、提出前にもう一度校正を。

財運・経営

丁奇の財は文書に関わるものが多く、契約金・原稿料・知的財産の収益はこれを見れば手に入る望みがある。生門と同宮なら、契約と同時に財が入る。庚に加われば文書阻隔を成し、入金は手続きの途中で滞るため、証憑類を漏れなく残し、督促は早めに。

恋愛・結婚

丁は玉女であり、婚恋占でこれを見れば女性側が若く美しく、感情に慶びがあることを示す場合が多い。吉門に臨めば、告白・入籍・祝い事のいずれにも適する。癸に加われば朱雀投江で、便りは次第に途絶えるため、遠距離恋愛は音信不通に注意。恋文や愛の言葉が今こそ最も心に響く。

健康

丁奇は陰火に属し、心神・血脈・眼に対応する。病占でこれを見れば、多くは虚火・不眠・動悸の類で、勢いは激しくないが人を悩ませる。静かに養い心を安んじ、思い煩いを減らすのがよい。丁が丑墓に入れば、体力の落ち目に旧疾がぶり返すことに注意し、定期の再検査を欠かさないこと。

旅行・移動

丁奇は情報の通達を司る。旅行でこれを得れば、道案内は滑らかで消息は行き届き、夜行にも星火の明かりがある。研修・受験・帰省の旅に適する。空亡に逢えば切符の情報違いや証明書類の忘れ物に注意し、出発前に証書と予約票を一つずつ照合すること。

訴訟・争い

丁奇は文書・訴状を司る。訟占で吉門を得れば、訴えの書類は滞りなく受理され、書証が勝敗の決め手となる。壬に加われば五神互合で、裁きは公平、司法の公断を信じてよい。庚に加われば文書は滞り、補正で日延べとなるため、提出の際は必ず受領の控えを残すこと。

関連項目

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