丁奇
三奇の一つで星奇と称し、玉女とも号する。天干の丁は陰火に属し、星や燭の光を象り、文書・情報、試験・功名と婚恋の慶事を司る。吉門に臨めば文書はすみやかに至り、慶事は意のままに運ぶ。
詳解
テーマ別の判断
丁奇は文書と功名を司る。試験・資格・選抜の筆記でこれを見れば最も吉で、吉門・旺宮に臨めば採用や承認の知らせは早い。文案・編集・弁護士など筆一本で立つ職業はとりわけ恩恵が多い。剋を受ければ書類は差し戻されやすく、提出前にもう一度校正を。
丁奇の財は文書に関わるものが多く、契約金・原稿料・知的財産の収益はこれを見れば手に入る望みがある。生門と同宮なら、契約と同時に財が入る。庚に加われば文書阻隔を成し、入金は手続きの途中で滞るため、証憑類を漏れなく残し、督促は早めに。
丁は玉女であり、婚恋占でこれを見れば女性側が若く美しく、感情に慶びがあることを示す場合が多い。吉門に臨めば、告白・入籍・祝い事のいずれにも適する。癸に加われば朱雀投江で、便りは次第に途絶えるため、遠距離恋愛は音信不通に注意。恋文や愛の言葉が今こそ最も心に響く。
丁奇は陰火に属し、心神・血脈・眼に対応する。病占でこれを見れば、多くは虚火・不眠・動悸の類で、勢いは激しくないが人を悩ませる。静かに養い心を安んじ、思い煩いを減らすのがよい。丁が丑墓に入れば、体力の落ち目に旧疾がぶり返すことに注意し、定期の再検査を欠かさないこと。
丁奇は情報の通達を司る。旅行でこれを得れば、道案内は滑らかで消息は行き届き、夜行にも星火の明かりがある。研修・受験・帰省の旅に適する。空亡に逢えば切符の情報違いや証明書類の忘れ物に注意し、出発前に証書と予約票を一つずつ照合すること。
丁奇は文書・訴状を司る。訟占で吉門を得れば、訴えの書類は滞りなく受理され、書証が勝敗の決め手となる。壬に加われば五神互合で、裁きは公平、司法の公断を信じてよい。庚に加われば文書は滞り、補正で日延べとなるため、提出の際は必ず受領の控えを残すこと。
関連項目
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