犬遇青龍
己土の犬が戊土の青龍に遇い、吉凶はすべて門によって決まる。門が吉なら謀望は意のままに叶い、目上の人に喜ばれる。門が凶なら心を砕いても無駄骨に終わり、労して功なし。
成格条件
天盤 己 + 地盤 戊
詳解
テーマ別の判断
求職や昇進は後ろ盾の路線を行くこと。上位者の推薦を求め、成熟した足場に身を寄せるほうが、単独で戦うより勝る。吉門が配されれば目上の人に喜ばれ、引き立ての望みがある。凶門が配されれば足を棒にしても取り合ってもらえず、動かず待つほうがましである。姿勢を低く、勤の一字を第一に。
財は依附から生まれる。良い案件に付き、良い座組みに加われば分け前にあずかれるが、独立して旗を揚げれば勢いは孤立して弱い。戊は大財、己は小土で、この格の求財は付き従うに宜しく、率いるに宜しくない。戊土が空亡に逢えば、身を寄せる先が見掛け倒しでないか用心する。
恋愛には高望みの象があり、双方の条件には開きがある。門が吉なら開きは障りにならず、一方が慕い一方が慈しみ、長続きもする。門が凶なら熱意が冷たくあしらわれるだけで、片思いに終わることが多い。心を平らかにし、相手の応えがあるかを見てから踏み込むこと。
病は脾胃の両土にあり、消化不良・腹の張り・湿滞に用心する。病勢は緩やかで、吉凶は門に従う。生門が配されれば調養すればすなわち癒え、死門が配されれば慢性病が長引くのを防ぐ。受診は知人の紹介で良医を頼むのがよく、闇雲に医者を渡り歩くより勝る。
旅は流れに身を任せるのがよい。ツアーに加わる、連れ立つ、親戚知人を頼る、いずれも順調で、独りで見知らぬ土地に乗り込めば何かにつけ人に頼ることになる。門が吉なら道中ずっと面倒を見てくれる人があり、門が凶なら無駄足に終わる。出発前に宿と迎えの人を先に決めておくのが、この格の要訣である。
訴訟の勝敗は助け手にかかる。力のある弁護士、重みのある証人があれば謀望は意のままに叶い、独りで訴訟に臨めば心を砕いても無駄骨が多い。吉門が配されれば積極的に立証し、凶門が配されれば調停を求めるのがよい。頼るべき人に頼ること、それがこの格で訟に応ずるすべての要領である。
関連項目
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