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格局吉格

青龍返首

天盤の戊が地盤の丙に加わる。甲木の青龍が丙火を得て首をもたげ振り返る、奇門第一等の吉格であり、百事に用いてよく、とりわけ大きな局面の開拓や積極的な進取に利がある。

成格条件

天盤 戊 + 地盤 丙

古訣出典

丙加甲兮鸟跌穴,甲加丙兮龙返首。只此二者是吉神,为事如意十八九。(丙が甲に加われば鳥跌穴、甲が丙に加われば龍返首。ただこの二者のみが吉神にして、事の意の如くなること十に八九。)

《烟波钓叟歌(煙波釣叟歌)》

詳解

青龍返首とは、天盤の戊が地盤の丙に加臨することを指す。戊には甲子が遁蔵し、甲木はすなわち青龍である。丙火は甲木が生じるもので、木火通明、青龍は火気を得て昇騰し、首を返して主を顧みるため、返首と名づけられた。『煙波釣叟歌』はこれを飛鳥跌穴と並ぶ最吉の神と位置づけ、事の意の如くなること十に八九と称した。成格の原理は天盤が地盤を生じることにある。我から人を生じてその気は光明であり、自ら差し出せばそのまま応えが返る。ゆえにこの格は主体的な行動・進取・大事の企図に利があり、開業・就任・求財・婚姻のいずれも思い切って進めてよい。吉凶の位置づけは上等の吉格で、十干剋応の中で飛鳥跌穴と並び称され、この格を得れば、謀る事の十中八九は成る。注意点として、吉格であっても落宮の配置は見る必要がある。門迫・入墓・撃刑に逢えば、龍が浅瀬に囚われるがごとく吉力は大きく減じ、小さな謀事にとどめて大挙は避けるべきである。空亡に逢えば吉象は空に落ち、空を出る時期を待ってから動くべきである。さらに開・休・生の吉門と直符・九天などの吉神の助けを得れば錦上に花を添える、得がたい起業・挙事の好機であり、時機を逃さず主体的に打って出るのが良い。

テーマ別の判断

仕事・官職

就職・業務報告・公募への立候補のいずれにも絶好の時機で、待つより打って出る方が勝り、上司の引き立ても異例の抜擢もあり得る。大型プロジェクトの始動や、表舞台に立ってリソースを勝ち取ることに適する。ただし格が墓や門迫に逢う時だけは鋒を収め、着実な推進に切り替えること。

財運・経営

金運は旺盛で、正財・偏財ともに良好である。投資の布石や開業・拡張は思い切って進めてよく、大口の提携もまとまる見込みがある。戊は資本、丙は勢いを表し、資金と宣伝を組み合わせると最も効果が上がる。ただし空亡の宮では、手にしたはずの利益が消えることに用心する。

恋愛・結婚

恋愛は大吉である。独身者は自ら想いを伝えても、人に仲立ちを頼んでも成りやすく、交際中の二人は結婚の話が自然にまとまる。この格は公明正大な交際に利があり、誠実であるほど順調に進む。同宮に凶門があれば、熱愛の中で見栄の出費をめぐる諍いに注意する。

健康

健康は大勢として好転に向かい、長患いの人は良医に出会い、症に合った処方を得られる。手術の日取りもこの格のうちに選ぶと良い。木火の気が伸びやかに発し、気分の好転が体質の回復を後押しする。ただし陰虚火旺の人はのぼせや不眠などの小さな不調に注意し、滋養の摂りすぎも控えること。

旅行・移動

外出に大いに利があり、遠出・転居・海外赴任のいずれも実行でき、道中は貴人の助けが多く、行程は予想より順調に運ぶ。南と東の方位がとりわけ良い。一家での引っ越しや長距離の異動は、この格が吉門に臨む時を選んで出発するのが最も堅実である。

訴訟・争い

訴訟は先に動く側に有利で、提訴・不服申立て・立証はいずれも先手で進めるのが良く、判決は自分の側に傾きやすい。貴人の助けが顕著なので、重みのある仲介者に斡旋を頼むのも良い。勢いに乗って和解できるなら、得られる条件も膠着を続けるより有利になる。

関連項目

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