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格局凶格

華蓋悖師

天盤の丙が地盤の癸に加わり、悖乱の火が華蓋の網羅の下に没して光明が覆われる。陰人が事を害し、災禍が頻発することを主り、万事につけ控えめに謹んで守り、闇討ちを防ぐのがよい。

成格条件

天盤 丙 + 地盤 癸

詳解

丙は悖であり躁乱を主る。癸は華蓋であり、天網が低く垂れ、陰雲が日を覆う象である。天盤の丙が地盤の癸に加わると、烈火が至陰の水に墜ち、光明はことごとく掩われ、悖気がかえって激するため、華蓋悖師と称する。成格の原理:癸水が丙火を剋し、火は網の下でもがく。人が暗い局面に置かれ、見通せず抜け出せもしない象である。癸は暗昧と陰人を主るため、陰人が事を害し災禍が頻発すると断じ、禍は多く暗い所から、身近な親しい人から来る。吉凶の位置づけ:凶格である。表立った衝突は必ずしも激しくないが、厄介なのは闇討ち・足かせ・絶え間ない小さな災いであり、小患が積もって大害となる。事を占えば多くは、ひそかに阻まれ真相が判然としないことを主る。注意事項:この局では人を警戒する心を欠いてはならず、とりわけ身近な親しい人の言葉による誘導に留意する。冬の月は癸水が令を得て火を蔽う力が最も強く、暗禍にはことさら用心を要する。凶門・凶星に逢えば暗禍が重くなり、吉門を得れば災いは軽く解け、空亡に落ちれば網羅の力が減じ、多くは虚驚に終わる。万事につけ鋒を収め、手の内を見せず、曖昧な事や人目を忍ぶ事への関わりを減らし、わが身を正しく立てれば、暗箭は付け入る所を失う。

テーマ別の判断

仕事・官職

同僚や部下がひそかに足を引っ張ることに用心する。功績は横取りされやすく、濡れ衣も着せられやすい。重要な企画は控えを残してから上申し、口を固く守ること。この時期に地位を争って頭角を現すのは不向きで、高い木は風に打たれる。不穏な動きに気づいた時は証拠で身を守り、正面から決裂しないようにする。

財運・経営

財についてはひそかな損失を防ぐ。内部の者による流用、隠れた条項の罠は、いずれもこの格でよく見られる象である。契約は一条ずつ丁寧に読み、口座の暗証は人任せにしない。投資ではいわゆる内部情報がかえって罠になることを防ぐ。災禍が頻発する時期は、財を守ることを第一の要務とする。

恋愛・結婚

陰人が事を害するのは恋愛や夫婦の間に最も応じる。第三者がひそかに割り込むこと、親族や友人の二枚舌の告げ口に用心し、枕元の言葉も自分で確かめること。疑念が湧いた時はまず裏を取ってから動き、人に刃を借りられないようにする。曖昧な関係は早めに断ち切ること、引きずればそれが禍根となる。

健康

火が陰水に蔽われるため、心血管、目のかすみ、婦人科・泌尿器など陰分の疾患に注意し、さらに誤診・見落としを防ぎ、症状がはっきりしない時はもう一つ別の病院にも尋ねる。情緒面では疑いと鬱屈が生じやすく、不眠や多夢に付きまとわれることを防ぐ。規則正しい起居が第一の処方である。

旅行・移動

旅ではひそかな禍を防ぐ。夜道・水辺・人気のない場所はいずれも避けるのがよく、財物や証明書類は置き引きに用心する。行程の詳細はみだりに外へ漏らさず、同行者に対しても一分の警戒を残す。災禍が頻発する象であり、必要がなければ遠出はせず、日を改めて吉日を選ぶ方が堅実である。

訴訟・争い

訴訟では暗箭を防ぐ。相手はひそかにこちらに不利な材料を集めやすく、内通者が手の内を漏らすこともある。当方の戦略は必ず秘匿し、証拠の連鎖はまず自ら点検して漏れを補う。自ら訴えを起こして蓋を開けるのは不向きで、和解による損切りが上策である。私事の秘密に関わる案件はことさら慎重を要する。

関連項目

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