華蓋悖師
天盤の癸が地盤の丙に加わる格。陰水が月奇の火を覆い圧し、下が上に悖り、光明が覆われる形で、貴賤を問わず逢えば不利。ただし高位に在る者だけは、かえって勢いを借りて喜びを見る。
成格条件
天盤 癸 + 地盤 丙
古訣出典
癸加丙:贵贱逢之皆不利,惟上人见喜。(癸が丙に加わる:貴賤を問わず逢えば皆不利、ただ上に立つ人のみ喜びを見る。)
十干克应(十干剋応)
詳解
テーマ別の判断
上司や師長と意見が食い違う象で、案は握りつぶされ、手柄は覆われ、一般の社員の進言は壁に当たりやすい。地位も権限もある者は、かえって勢いに乗じて威を立てられる。手順と規則に沿って事を運ぶのがよく、頭越しの報告や、人前で権力者に食ってかかることは禁物である。
水火が戦い、財には急変が多く、投資は高値で始まって下げに転じ、成立直前で変事が起きやすい。エネルギーや電子など火性の業種はこの時期の買い増しに不向き。現金第一で、様子見が手を出すことに勝る。川上の供給元との決済はことに目を光らせること。
二人の気性がぶつかり合い、一方は冷たく一方は熱く、口論が絶えず、目上の反対の象がはっきり出ている。この時期の告白や縁談は水を差されやすい。まずは互いに一歩引いて冷却期間を置き、水火の気が少し収まってから、関係の行方を話し合うのがよい。
心血管・眼・血圧の疾患に応じやすく、寒熱が入り混じって病勢はぶり返しやすい。自己判断での服薬中止や薬の変更、民間療法への妄信は厳禁。早めに受診して数値を抑え、感情の高ぶりを避け、急症の突発に備えること。夜間はことに注意を要する。
道中は突発の変事が多く、やけどや水難の危険にはいずれも備えが要る。航空便や列車は遅延・変更になりやすい。重要な旅は延期できるなら延期を。どうしても行く場合は旅程を簡素にし、貴重品は控えめにし、雷雨のピーク時間帯を避けること。
上役・師門・監督当局と争うのは最も不利で、勝算は低く代償は大きい。対決の姿勢を収め、不服申立てや聴聞など正規の手続きを踏むのがよい。相手の地位と権限が大きいときはなおさら正面からぶつからず、いったん耐え忍んでこそ禍を避けられる。
関連項目
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