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格局凶格

太白同宮

天盤の庚が地盤の庚に重なり、二つの金が同宮に並ぶ形で、戦格とも呼ばれる。金気が剛に過ぎて同類同士が争い合うため、官災や横禍、兄弟・友人の反目や争いを主る。万事が閉塞して滞り、静かに守るのが良く、妄りに動くべきではない。

成格条件

天盤 庚 + 地盤 庚

詳解

庚は太白金星であり、奇門遁甲では刀兵・阻隔・強横の人を象徴する。天盤の庚が地盤の庚の上に落ちると二つの金が並び、太白同宮と称し、戦格とも呼ばれる。成格の原理は同類の金気の重畳にある。庚金はもともと粛殺を主り、二つの庚が同宮すれば剛気が盛んに過ぎ、二つの刃が突き合わされたように互いに譲らず、争闘・内耗・横禍を主る。この格は凶格であり、その性質は同類同士の衝突による凶に属する。禍の多くは身近な同輩から起こり、兄弟・友人・共同経営者の間の利益争いが最もよく見られ、官非のもつれや不慮の横禍も主る。判断ではまず落宮の旺衰を見る。金が旺じる宮(乾・兌)では凶性がいっそう烈しく、離宮に臨めば金が火に制されて剛気がくじかれ、凶勢はやや減じる。吉門吉星が同宮すれば凶勢は緩むが、争いは避けがたい。凶門に逢えば衝突が激化し、刃物による傷や交通事故などの物理的な損傷に注意すべきである。この格が空亡に逢えば、争闘の象が空を打ち、多くは取り越し苦労に終わる。直符に臨めば、公の仕事によって争いが起こることを主る。太白同宮に遇えば、競争・訴訟・提携・着工などの事はすべて先送りが良く、静守と譲歩を上策とし、格局が転換するのを待ってから動くべきである。

テーマ別の判断

仕事・官職

求職や競争選考でこの格に遇えば、同輩との競争が激烈で、同格の者に排斥されやすく、勝ち抜くのは難しい。在職者は同僚同士の内輪もめに巻き込まれることを防ぎ、共同プロジェクトでは解散に注意する。現在の地位を守るのが良く、この時期にポストを争ったり要求を出したりするのは不向きで、情勢が緩むのを待って動くべきである。

財運・経営

求財はこの格を大いに忌む。財をめぐって争いが起こることを主り、共同出資の資金には紛糾が生じやすく、投資対象には同業間の消耗的な競争の象がある。債権の取り立ては双方が膠着し、強引に取り立てればかえって衝突を生む。大口の出入りは一時停止し、元本を守り、人と利を争わないのが良い。

恋愛・結婚

恋愛では争いが絶えないことを主る。二人とも気性が強く互いに譲らず、冷戦と口論が交互に現れ、同輩の恋敵が割り込んで競うことも主る。この時期に決着を迫ったり、結婚を迫ったり、談判したりするのは不向きで、まず互いに一歩引き、正面衝突を避けてから話し合うのが良い。

健康

病は肺・大腸・筋骨と刃物による傷に応じ、旧病と新しい症状の併発、あるいは手術・外傷の危険を主る。病勢には一進一退で争うような象があり、治療方針に意見の食い違いが生じやすい。一人の主治医の方針に従うのが良く、頻繁に医者や薬を替えることは忌む。

旅行・移動

外出には不利な格で、道中の争いや車の接触事故を主り、同行者の間で口論が起こりやすい。自分で運転する場合は追突とあおり運転の衝突に注意し、連れ立って行く場合は途中での仲間割れに注意する。日程を変えられるなら変えるのが良く、どうしても出発する場合はピーク時間帯を避け、単独行動のほうが同行より無難である。

訴訟・争い

訴訟では双方の勢力が拮抗し、互いに譲らず、係争が長引いて共倒れになることを主る。自ら訴えを起こしても得るものはなく、思わぬところから新たな官非が加わることにも注意する。調停・和解で収めるのが良く、一歩も譲らなければ損失は長引くほど大きくなる。

関連項目

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