利陰害陽
天盤の乙が地盤の戊に加わる。陰木が陽土を剋し、陰の気が利を得て陽の気が傷つく。ひそやかな事は行えるが、公開の事は阻まれる。門が凶にして迫を受ければ、さらに財の破れと人の傷を主る。
成格条件
天盤 乙 + 地盤 戊
詳解
テーマ別の判断
表立った公募や公開の昇進には不利で、目立つほど抑え込まれやすい。舞台裏での調整、内部での異動、女性が主導する事柄はかえって順調に運ぶ。この段階は鋒を蔵して控えめに構え、功績は帳面に付けておき、格局が転換するのを待ってから示すのが良い。
表の財は剋を受ける。公開入札、店舗や露店の商い、表向きの商売は伸びがたく、破財にも備える。一方で目立たない収入、仲介による手数料、女性が扱う金脈は比較的動かせる。門が凶にして迫を受ける時は大口の資金を決して動かさないこと。財を破り人を傷つける応を最も忌む。
恋愛では女性側が主導権を握って利を得やすく、男性側は制され損なわれやすい。ひそやかな交際の方が公開の関係より安定する。結婚話など表立った推進はゆっくりで良い。男性はこの時期、譲歩を多く争いを少なくするのが良く、突っ張れば共倒れになるだけである。
男性の健康にはとりわけ注意が要る。脾胃が剋を受け、消化器系と筋肉の疲労損傷が主な症状で、門が凶にして迫を受ければ外傷や出血に備える。女性への影響は比較的小さい。養生は柔らかく緩やかに、食養と静養が強い薬に勝り、夜間に症状が重くなるなら速やかに受診すること。
公開の商用行程や代表団としての訪問は順調に運ばず、控えめな私的旅行はおおむね障りがない。門が凶にして迫を受ける時は、道中での財の損失や怪我に備え、金銭と証明書類は肌身につけて保管すること。男性の旅は女性より危険が高く、夜間の山道はとりわけ避けたい。
表立って訴えを起こすのは不利で、公然と争うほど損が膨らみ、男性側・原告側はとりわけ受け身に回る。法廷外の斡旋や内々の和解の方がかえって実利を勝ち取れる。門が凶にして迫を受ければ、訴訟による破財さらには人の傷にも備え、利を譲ってでも早く身を引くこと。
関連項目
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