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格局凶格

困龍被傷

天盤の辛が地盤の戊に加わる形。刑傷の金が青龍の貴気を圧し、龍が浅瀬に困しむ。屈抑して伸びず、志あれども展べがたいことを主る。分を守って静かにしていればまだ身を保てるが、妄りに動けば訴訟と破財が続いて起こる。

成格条件

天盤 辛 + 地盤 戊

詳解

戊は青龍であり、財帛と尊貴を主る。辛は天獄錯刑の神であり、過失と刑傷を主る。天盤の辛が地盤の戊に加わると、辛金が龍の頭上を覆い圧し、かつ土気を盗み漏らすため、龍が浅瀬に困しんで傷を負う形となり、困龍被傷と称する。成格の理は二つある。第一に、辛金が戊土の上に乗ると、貴気が刑傷の神に圧され、志あれども伸びがたいことを主る。第二に、土生金は漏であり、財気がひそかに消耗して、基盤の損傷を主る。この格は凶の中に抑圧を帯びる。横禍が必ず降りかかるわけではないが、至る所で制約を受け、動けば咎めを受ける。古断は「屈抑して分を守ればなお可、妄りに動けば官司破敗あり」。吉凶の程度はすべて動と静の間にある。静かに守れば鬱屈にとどまるが、妄りに動けば官非と破財が相次いで訪れる。局を断じる際は落宮を見る。艮・坤の土旺の宮に臨めば漏気がさらに重く、困の象が深まる。離宮に臨めば辛金が制され、龍に頭をもたげる機がある。三吉門を得れば、守りの中で小さく動くことはできる。凶門に迫られれば、静かに守ることさえ倍の慎重さを要する。空亡に逢えば圧制の力が空を打ち、かえって脱困の望みがある。謀望・投資・昇進を占ってこの格を見れば、一律にまず時機未到と断じ、守って攻めないよう勧める。雌伏の期間に内なる力を練り、辛金が力を失う時を待てば、龍はおのずと再び起てる。

テーマ別の判断

仕事・官職

職場では才を抱きながら遇されないことを主り、能力は抑え込まれ、昇進の推薦は自分に回ってこず、争えばかえって面倒を招く。この時期の辞表提出や異動騒ぎはいずれも妄動に当たる。本務を守り、出しゃばらず、蓄積を重ね、実績を記録に残して時を待つのが良い。

財運・経営

求財は財気の閉塞を主り、本業の収入は平々凡々で、拡張・レバレッジ・路線変更はいずれも不向きで、動けば破財となる。古い投資が塩漬けになっている象があり、焦って取り返そうとすれば深みにはまる。キャッシュフローを守り、支出を削り、安定をもって勝ちとするのが良い。

恋愛・結婚

恋愛は抑圧されて晴れないことを主り、一方が長く譲歩を重ね、言い出せない鬱屈を抱える。この時期に決着を迫ったり態度表明を強いたりすれば、関係は裂けやすい。まず事を決定的にせずに胸の内を打ち明け、付き合い方を小さな一歩ずつ改善し、感情の頂点で重大な決定をしないこと。

健康

病は鬱して疾を成すことを主り、肺気の停滞、脾胃の虚弱、筋骨の疲労損傷に応じ、多くは長期の圧力の蓄積から起こる。治療は発散と養生の両立が良く、我慢して受診しないことを忌む。慢性病はこの時期に急進的な治療法の変更は不向きで、着実な調養が上策である。

旅行・移動

外出は至る所で制限を受けることを主り、旅程が急な規制や許可の不承認といった外力に抑えられ、強行すれば道中ずっと順調を欠く。不要不急の遠出は控え、必要な場合は身軽にして行程の目標を下げ、用件を済ませたらすぐ戻り、余計な枝葉を広げないこと。

訴訟・争い

訴訟はこちらが屈することを主り、理があっても弁じがたく、自ら訴えればかえって破敗を招く。まさに「妄動」の戒めに当たる。守りをもって攻めに代えるのが良い。証拠を固守し、手続きに沿って応訴し、軽々に反訴せず、戦線を広げず、調停を目指して損失を最小に抑え込むこと。

関連項目

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