鬼遁
杜門が天盤の丁奇と会し、九地の位の上に臨む形。星精が至陰の処に潜み、鬼神が姿を隠すがごとく、ひそかな偵察・内密の計画・隠密の行動に宜しい。
成格条件
杜門 + 天盤 丁 + 八神 九地
詳解
テーマ別の判断
舞台裏の仕事と機密性の高い職務に利がある。研究開発・監査・競合分析はみな宜しく、成果は人目につかぬ所で積み上がる。転職は秘密裏に進め、今の職に就いたまま探して言い触らさぬこと。公募や派手な自己アピールには利がなく、鋒鋩を露わにすればかえって阻みを招く。
求財はひそかな布石が宜しい。目立たぬ仕込み・内々の買収・先回りの陣取りで、人の捨てるものを拾って利を得る。情報の優位こそ財源であり、調査を重ねてから動くのが宜しい。相場の後追いや高値掴み、富をひけらかすことは禁物で、財は表に見せないことが守成の道である。
感情は静かな水が深く流れるように、ひそかに観察してゆっくり相手の素性を知り、じわじわと温めるのが宜しい。片想いの者は動かず時機を待つべきである。相手に隠し事があると疑う者は、この時に確かめれば発見が多い。公開の告白も性急な直談判も、ともに不向きである。
病は潜伏して隠れやすいが、まさに徹底的に調べる好機であり、健診は細かく漏れなく行えば隠れた疾患を見つけ出せる。静かで人目につかない場所での静養に宜しく、付き合いや見舞いの出入りは減らすこと。気鬱の症は抱え込むほど重くなるのを防ぎ、信頼できる人に打ち明けて解きほぐすのが宜しい。
外出は隠密と低調が宜しく、身分を伏せての訪問やひそかな視察が最も験があり、行方を知られなければ道中は平安である。鳴り物入りの団体の遠出は不向きで、夜の移動や脇道への迂回がかえって順調である。商用の旅はまず市場を内々に見て回り、それから去就を決めるのが宜しい。
訴訟はひそかな証拠集めと相手の虚実の見極めに利があり、開廷の前にすでに三分の勝ちを収める。じっと堪えて動かず、後の先を取るのが宜しく、手の内を早々に晒すのは不向きである。調査で得た証拠は適法に固定してこそ法廷で勝ちを制する。手段が一線を越えることは厳に禁物である。
関連項目
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