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格局吉格

神遁

生門が天盤の丙奇と会し、九天の位の上に臨む形。月奇が神霊の覆いを得て声威赫々たるさまで、名を揚げての勢いづくり、祭祀祈福、勢いに乗っての躍進に宜しい。

成格条件

生門 + 天盤 丙 + 八神 九天

古訣出典

天上六丙合九天,再合生门神遁然。(天上の六丙が九天と合し、さらに生門と合すれば神遁となる。)

《烟波钓叟歌》

詳解

神遁は生門・天盤の丙奇・八神の九天が同宮して成る。丙は月奇にして光明炎上、九天は高遠にして威を揚げる神、生門は生気と財禄を司る。丙奇が九天の位に臨む様は、神霊がその方位を覆うがごとく、声勢は雲を突いて天に昇り、威名が遠くまで轟いて勢いに乗って立ち上がることを象徴する。成格の原理は、吉門・吉奇にさらに九天が会し、炎上する火性と九天の高亢の性が響き合うことにあり、その気勢は九遁中で最も盛んである。ゆえに声を張り、勢いを作り、名を揚げる必要のある事にはすべて利がある。古法では神霊の祭祀・祭壇や廟の建立・兵威の誇示に用いた。今日では、ブランド発表・公開講演・入札プレゼン・権利擁護の声明など、公の場で声量を要する事に引き当てられる。この格は大吉で、とりわけ自ら打って出て声で圧することに利がある。声勢が上がれば衆目が集まり、まさに勢いに乗って信を立てる好機となる。注意点としては、九天の性は動にして揚を主るため、機密の用件には不向きで、人遁・鬼遁を選ぶのが宜しい。丙奇が入墓するか生門が迫を受ければ声勢は挫かれ、鳴り物入りも空砲に終わりやすい。落宮が空亡に逢えば、名声は上がっても実利が伴わないので、名実をともに進め、虚名を追わないことである。

テーマ別の判断

仕事・官職

公の場での登壇と華々しい躍進に利がある。成果報告の演説・業界フォーラム・公募のプレゼンはみな宜しく、名声が一躍高まり、上層の注目を集める。自ら露出の機会を取りに行き、実績を示すのが宜しい。声勢だけ作って成果を出さないのは禁物で、名が実を超えればかえって足を引かれる。

財運・経営

求財は勢いを借りて市場を沸かせるのが宜しい。新製品発表・開業の祝典・広告宣伝はみな利があり、声量が財源に変わる。生門が格に臨み、財気は名とともに至る。ただし九天は動と散を主るため、早い儲けは手にした端から確実に収め、深追いや欲張りは慎むこと。

恋愛・結婚

感情は堂々と公にするのが宜しく、思い切った告白・交際の公表・盛大な挙式はみな吉で、衆人の祝福を得て勢いはさらに旺じる。隠し立てすればかえって利を失う。遠距離の恋はこの時に意思表示すれば応えを得やすい。祝いの場を借りて関係を進めるのが宜しい。

健康

陽気の昇発を主り、長患いの重い病にも持ち直しの機がある。しかるべき大病院で堂々と治療を求めるのが宜しく、病を隠して医を忌むのは禁物である。心火の亢盛や血圧上昇の症では昂りすぎに注意し、養生は動と静を併せ、陽の昇る勢いを借りて回復を図ること。

旅行・移動

外出は遠方への栄転や他所での開拓に利があり、遠いほどその利が際立つ。飛行機に乗るのはまさに九天高揚の象に適う。行程を公にして広く人脈を結べば、道中は声望がついて回る。ただし振る舞いには緩急をつけ、鋒鋩を露わにしすぎて妬みを招かないこと。

訴訟・争い

訴訟は公に声を上げ、世論と公議を借りて勢いを取るのが宜しい。堂々と是非を明らかにすれば、声勢が十分なら相手は気を挫かれる。自ら提訴すること・公開の審理に利がある。ただし証拠は固くなければならず、声勢と事実が釣り合ってこそ全勝できる。虚勢は反噬を招きやすい。

関連項目

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