杜門
杜門は五行で陰木に属し、本来は巽四宮に位置する。閉塞・隠匿・防御を司り、災いを避けての退避、機密の保持、漏れの封じには適するが、求財や貴人への謁見、事を派手に進めることには適さない。
古訣出典
伤宜捕猎终须获,杜好邀遮及隐形。(傷は捕猟に宜しく終に必ず獲あり、杜は邀遮と隠形に好し。)
《烟波钓叟歌(煙波釣叟歌)》 · 八门吉凶(八門の吉凶)
詳解
テーマ別の判断
職場では情報が閉ざされ、昇進の道は一時的に塞がり、業務報告への反応も得にくい。技術・機密・警備・研究系の職種であればかえって安定する。この時期は専門の腕を黙々と磨き、詮索や派閥への肩入れは控えるのがよい。転職の話は必ず秘密を守ること。漏れれば必ず変事が生じる。
財路は詰まり、収入の流れは滞り、投資情報も不透明で、見通せない案件には一切手を出さないこと。支出の漏れを塞ぎ、不良債権を整理するのがよく、守財が求財に勝る。隠れた資産や技術特許系の収益はまずまずだが、公開市場での売買はこの時期に収穫を得がたい。
気持ちがあっても言葉にならず、双方が殻に閉じこもり、口論より冷戦が多い。独身者は縁談の情報が通じず、紹介者の段階でつかえやすい。自分から話の糸口を開き、二人きりで対話できる機会をつくるとよい。相手に隠し事があるなら、性急に問い詰めるほど固く閉ざされるだけである。
気の巡りが閉塞する症を司る。胸のつかえや気滞、大小便の不通、抑うつや不眠、血管の詰まり系の問題は重点的に検査すべきである。通じを良くする調理がよく、導引・マッサージ・運動はいずれも好適である。受診時は症状を漏らさず伝えること。隠し事があると誤診されやすく、再診も予定どおりに受けること。
外出は阻まれることが多く、渋滞・道路封鎖・航空管制の確率が高く、行程の情報も滞る。災いを避けての退避、目立たない移動、隠密の行動はかえって杜門の利を得る。遠出は事前に道路状況を調べて余裕を持たせるとよい。人捜しで杜門を得たら、当人は身を隠しており、近くに深く潜んで見つけがたい。
訴訟の進行は滞り、立件・証拠収集・開廷のどの段階でも足止めされうる。相手は証拠を隠したり、姿を見せなかったりする。秘密裏の調停や内々の和解の道を採るのがよい。重要な証拠は消失する前に押さえて固定すること。引き延ばしが自分に不利な場合は、強制手続きを申し立てて局面を破る。
関連項目
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