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八門

生門

生門は五行で陽土に属し、本来は艮八宮に位置する三吉門の一つで、生気・財利・不動産取得・養生を司り、求財・出産・貴人との面会など諸事にこれを得れば皆吉となる。

古訣出典

八门若遇开休生,诸事逢之皆称情。(八門にて開・休・生に遇えば、諸事これに逢いて皆意に適う。)

《烟波钓叟歌(煙波釣叟歌)》 · 八门吉凶(八門の吉凶)

詳解

生門は五行で陽土に属し、原始宮位は艮八宮、東北に位置する。まさに冬が尽きて春が来たり、万物が萌え出づる地であるため、もっぱら生気・商い・出産・養育を司る。象意には財利、家屋や田宅、利潤、生産、養生保健、活路と救助が含まれ、財運や生計を問う際にはまずこの門を見る。基礎符号として、吉凶の判断は落宮の生剋と旺衰による。離九宮に臨めば火が土を生じて生気が最も旺じる。坤二宮・艮八宮に臨めば本気と比和し、安定の中に前進がある。乾六宮・兌七宮に臨めば土が金を生じて洩気となり、吉力は半減する。震三宮・巽四宮に臨めば木に剋され、宮が門を制する形となって生気が抑えられる。坎一宮に臨めば土が水を剋して門迫となり、吉門が迫を受ければ吉事は成りがたく、財を求めて奔走しても阻まれることが多い。旺衰については、生門は四季の土月に旺じ、夏に相となり、秋冬には休囚する。旺相であれば財利は確実で、休囚であれば利は薄く遅れる。吉凶の位置づけは上吉の門であり、開門・休門とともに三吉門と並び称される。注意点として、生門が空亡に逢えば財利は空振りとなり、良い話も実を結ばず、空を出て填実するのを待つ必要がある。戊・丙・丁などの吉干と同宮すれば錦上に花を添え、庚金や凶星と同宮すれば利を求めても障りが多い。判断の際は門・星・神を合わせて参照すべきである。

テーマ別の判断

仕事・官職

生門は生計と職位を司る。旺相の宮に臨めば就職は採用されやすく、在職者には昇給や新規事業ラインを引き継ぐ機会がある。実職実権と業績に直結するポストを積極的に取りに行くとよい。生門が迫を受けたり空亡に逢うときは、昇進は口約束だけで実が伴わないことが多く、まず現在の職位を守ってから前進を図るべきである。

財運・経営

生門は求財第一の吉門で、正財と経営利潤を司り、開業・不動産取得・農牧や不動産系プロジェクトへの投資はいずれも利益が見込める。落宮が旺相であれば利潤は豊かで、休囚であれば利は薄く薄利多売が必要となる。戊と同宮すれば財の上に財が加わり、空亡に逢えば帳簿上の財は懐に入りがたいので、回収を厳しく見張る必要がある。

恋愛・結婚

生門は生気と新しい縁を司る。独身者は紹介や職場で相手と知り合う機会が明らかに増え、恋愛中の関係は婚約・住居購入・同棲など実質的な段階へ進む。生門が旺相であれば愛情は堅実で安定し、迫を受けるときは結納金や不動産など現実的な問題で摩擦が起きやすい。

健康

生門は生気の旺盛を司り、病を問うてこれを得れば治癒可能なことが多く、回復力が強い。とくに脾胃の調養と術後の回復に有利である。旺相であれば快方に向かうのが早く、休囚であれば回復は遅いが方向は良い。生門が空亡に逢ったり凶神に乗じられるときは病状のぶり返しに注意し、早すぎる服薬中止は避けるべきである。

旅行・移動

外出で生門に遇えば吉で、旅は平安で実際の収穫を伴うことが多く、ビジネス出張ではとくに商談がまとまりやすい。生門のある方位へ出かけて財を求めるとよい。生門が迫を受けるときは道中が雑事の奔走に終始して収穫が目減りするため、行程を簡素にし、目的を明確にしてから出発するのがよい。

訴訟・争い

訴訟で生門を得れば、事態に活路があり、調停による転換が可能で、和解または自分に有利な形で決着することが多い。田宅や財産分与に関わる紛争ではとくに有利である。生門が旺相であれば実質的な賠償を勝ち取れる。空亡に逢えば約束された補償は空手形になりやすいので、必ず書面に落とし込むこと。

関連項目

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