開門
開門は五行で陽金に属し、本来は乾六宮に位置する三吉門の筆頭で、開創・事業・貴人を司る。就職や着任、開業や開店、貴人への謁見は、いずれもこれを得れば適する。
古訣出典
八门若遇开休生,诸事逢之皆称情。(八門にて開・休・生に遇えば、諸事これに逢いて皆意に適う。)
《烟波钓叟歌(煙波釣叟歌)》 · 八门吉凶(八門の吉凶)
詳解
テーマ別の判断
就職・着任における第一の吉門で、面接は通りやすく採用も期待でき、昇進や異動も承認されることが多い。自分から上司に面会を求め、要職に名乗りを上げるとよく、新規事業ラインの立ち上げにはまさに好機である。開門が迫を受けたり空亡に逢うときは、新しい職は名ばかりで実が少ないので、職権の範囲を詰めてから着任すること。
開業・開店、店舗展開、大口顧客との商談に有利で、正財と事業による財がともに旺じ、貴人との提携による財はとくに取るべきである。開門が旺相の時を選んで調印や開店祝いを行うとよい。空亡に逢えば、開業しても客足が伸びず販路が名ばかりになることに備える。庚に臨めば市場に手強い相手がいるので、まず差別化を図ること。
恋愛は公明正大で、告白・婚約・親への挨拶に有利であり、関係を表に出すほどかえって順調に運ぶ。独身者は職場や公式の場を通じて良縁と出会い、相手は立派な条件であることが多い。こそこそ隠すのは禁物で、堂々と公にするほど、貴人がそばで縁を取り持ってくれる。
病を問うて開門を得れば治療可能なことが多く、良医に出会い、症に合った処方を得られる。手術は開門が旺相の時刻を選べばより安定する。呼吸器と頭部の疾患を司り、症状がはっきりして診断がつきやすい。初診は正規の大病院がよく、貴人が名医を引き合わせてくれる象があるので、自分から紹介を頼んでよい。
外出は大吉で、公務出張・赴任の報告・ビジネス視察はいずれも順調に運び、道中は何かと面倒を見てもらえる。開門の方位へ出かけるのがよく、出発時刻は開門が旺相の時を取ればさらに良い。行程を公開して透明にし、証明書類と手続きを揃えておけば、関門はすんなり通れて滞りがない。
訴訟では公の力を得られ、立件や審理の進行は滑らかで、事を表舞台に載せて公開で解決し、公正な裁きが期待できる。正規の法的手段を採り、貴人の紹介で良い弁護士を頼むとよい。許認可や手続きが揃っていることが勝訴の拠り所であり、内々に手続きを迂回すれば、かえって先手を失う。
関連項目
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