奇門遁甲大全に戻る
八門

開門

開門は五行で陽金に属し、本来は乾六宮に位置する三吉門の筆頭で、開創・事業・貴人を司る。就職や着任、開業や開店、貴人への謁見は、いずれもこれを得れば適する。

古訣出典

八门若遇开休生,诸事逢之皆称情。(八門にて開・休・生に遇えば、諸事これに逢いて皆意に適う。)

《烟波钓叟歌(煙波釣叟歌)》 · 八门吉凶(八門の吉凶)

詳解

開門は五行で陽金に属し、原始宮位は乾六宮、西北に位置する。乾は天であり首領であり、開は開啓・開創であるため、三吉門の筆頭として事業・職位・官貴・門戸を司る。象意には開業や開店、就職や着任、貴人への謁見、機関や組織、店舗や間口が含まれ、人事では指導者・経営者・官界の人を表す。吉凶の位置づけは上吉の門で、百事これを得れば通達して順調である。臨宮の生剋については、震三宮・巽四宮の木宮に臨めば金が木を剋して門迫となり、吉門が迫を受けて吉事は割り引かれ、開創の中に阻みや摩擦が多い。離九宮に臨めば火に剋され、宮が門を制する形となって事業は圧迫され、貴人の力も乏しい。坤二宮・艮八宮に臨めば土の生を得て吉力は最も充実する。坎一宮に臨めば金が水を生じて洩気し、吉の中に消耗がある。乾六宮・兌七宮に臨めば比和し、位を得て旺じる。秋に旺じ、四季の土月に相となり、春夏には休囚する。用途としては、官職や職を求めること、開業や造営、貴人に会って事を図ること、出行や赴任は、開門を得ればいずれも第一の選択となる。注意点として、開門が空亡に逢えば、開いても実がなく、店は閑散とし職位は名ばかりとなることを主る。庚と同宮すれば事業上の硬い障壁に備える。天心や直符などの吉星吉神に乗じれば貴気は倍増する。門・星・神を合わせて参照してこそ、吉断は安定する。

テーマ別の判断

仕事・官職

就職・着任における第一の吉門で、面接は通りやすく採用も期待でき、昇進や異動も承認されることが多い。自分から上司に面会を求め、要職に名乗りを上げるとよく、新規事業ラインの立ち上げにはまさに好機である。開門が迫を受けたり空亡に逢うときは、新しい職は名ばかりで実が少ないので、職権の範囲を詰めてから着任すること。

財運・経営

開業・開店、店舗展開、大口顧客との商談に有利で、正財と事業による財がともに旺じ、貴人との提携による財はとくに取るべきである。開門が旺相の時を選んで調印や開店祝いを行うとよい。空亡に逢えば、開業しても客足が伸びず販路が名ばかりになることに備える。庚に臨めば市場に手強い相手がいるので、まず差別化を図ること。

恋愛・結婚

恋愛は公明正大で、告白・婚約・親への挨拶に有利であり、関係を表に出すほどかえって順調に運ぶ。独身者は職場や公式の場を通じて良縁と出会い、相手は立派な条件であることが多い。こそこそ隠すのは禁物で、堂々と公にするほど、貴人がそばで縁を取り持ってくれる。

健康

病を問うて開門を得れば治療可能なことが多く、良医に出会い、症に合った処方を得られる。手術は開門が旺相の時刻を選べばより安定する。呼吸器と頭部の疾患を司り、症状がはっきりして診断がつきやすい。初診は正規の大病院がよく、貴人が名医を引き合わせてくれる象があるので、自分から紹介を頼んでよい。

旅行・移動

外出は大吉で、公務出張・赴任の報告・ビジネス視察はいずれも順調に運び、道中は何かと面倒を見てもらえる。開門の方位へ出かけるのがよく、出発時刻は開門が旺相の時を取ればさらに良い。行程を公開して透明にし、証明書類と手続きを揃えておけば、関門はすんなり通れて滞りがない。

訴訟・争い

訴訟では公の力を得られ、立件や審理の進行は滑らかで、事を表舞台に載せて公開で解決し、公正な裁きが期待できる。正規の法的手段を採り、貴人の紹介で良い弁護士を頼むとよい。許認可や手続きが揃っていることが勝訴の拠り所であり、内々に手続きを迂回すれば、かえって先手を失う。

関連項目

この格局があなたの盤に現れるか見てみませんか?

無料で立局する