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八門

景門

景門は五行で火に属し、本来は離九宮に位置する小吉の門で、文書・情報・試験・宣伝を司る。上書や献策、広告での勢いづくりに有利だが、病を問えば血光や眼病に注意する。

古訣出典

景上投书并破阵,惊能擒讼有声名。(景は上書と破陣に宜しく、驚は訟を擒えて名声あり。)

《烟波钓叟歌(煙波釣叟歌)》 · 八门吉凶(八門の吉凶)

詳解

景門は五行で火に属し、原始宮位は離九宮、真南に位置する。火の性は明るく外に現れるため、文書・情報・試験・宣伝・儀礼を司り、血光や火光も司る。象意には文章や契約、試験や選挙、広告宣伝、宴会や祝典、映像メディアが含まれ、人事では文化人・メディア関係者・芸能人を表す。吉凶の位置づけは小吉の門で、吉は文明の気象にあり、忌むところは華やかで実がないことにある。臨宮の生剋については、乾六宮・兌七宮の金宮に臨めば火が金を剋して門迫となり、文書の事がかえって揉め事を生む。坎一宮に臨めば水に剋され、光焔が制を受けて宣伝や試験の力が大きく減じる。震三宮・巽四宮に臨めば木の生を得て文明の火はいっそう旺じ、試験や名を揚げることに最も有利である。坤二宮・艮八宮に臨めば火が土を生じて洩気し、吉力は平凡となる。離九宮に臨めば比和し、本性が位を得る。夏に旺じ、春に相となり、秋冬には休囚する。用途としては、上書や献策、情報の発表、勢いをつくって陣を破ることは、いずれも景門を得れば適する。注意点として、景門の司る事には虚火が多く、事を図っても雷鳴ばかりで雨は少ないことが常であるため、落宮の旺衰を確かめて虚実を定める必要がある。病を問えば血の症、眼目、心火の疾を主る。丁奇と同宮すれば文書の喜びはより確かとなり、空亡に逢えば情報は虚偽で文書は成りがたく、重要な契約は別の時機を選ぶのがよい。

テーマ別の判断

仕事・官職

試験・公募・業務報告・答弁に有利で、コピーライティングや宣伝、講演やプレゼンテーション系の仕事で光り、メディア・広告・教育業界では力を発揮する。昇進は学歴と表現力で勝負が決まるので、成果は堂々と示すのがよい。同僚の口約束が果たされないことに備え、重要事項は文字に残すこと。

財運・経営

求財は宣伝で勢いをつくる路線がよく、広告出稿・ライブコマース・文化産業に利益の見込みがある。景門は虚火が多く、帳簿上の繁栄と実際の入金との間には距離があるため、契約条項は細部まで詰めること。投資では材料による買い誘いに注意し、耳にした好材料は真偽を確かめてから参入する。

恋愛・結婚

恋愛は表面上は熱烈で、花束も賛辞も欠かさず、宴席や集まりの中で新しい縁が生まれやすい。甘い言葉が多く実際の行動が少ないこと、熱が急に上がって急に冷めることに注意する。結婚の話では、相手が具体的な段取りに落とし込むかどうかを見ること。ネットで知り合った相手は、身元を必ず確認する。

健康

血の症、眼目、心火の疾を司る。血圧や血中脂質、眼の炎症、いらだちや不眠に留意し、夏はいっそう当たりやすい。心を静めて火を下ろし、規則正しい生活を心がけるとよい。受診時は検査票や画像などの書類を揃えて持参し、再検査の報告書は丁寧に見比べ、口頭の結論だけを鵜呑みにしないこと。

旅行・移動

外出は観光・会議・公演・試験などの目的が多く、道中はにぎやかで景色も良く、写真撮影も存分に楽しめる。炎暑による熱中症と火災の危険に注意し、宿泊先ではまず非常口を確認する。行程の宣伝文句と実際の風景には落差がつきものなので、期待は控えめにし、重要な段取りは自分でもう一度確かめること。

訴訟・争い

訴訟では文書に利がある。訴状・証拠資料・書面弁論の出来が良ければ先手を取れ、上書や告発、公開ヒアリングも効果がある。景に上書して陣を破るといい、積極的に証拠を示せば相手の陣形を崩せる。相手の世論工作に備え、こちらの発信内容は事前に統一しておくこと。

関連項目

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