天牢華蓋
天盤の辛が地盤の癸に重なる形。辛は天牢、癸は華蓋・天網であり、二凶が相並んで「日月明を失い、誤って天網に入る」を主る。進退も動止もすべて狂い、拠り所を失う凶格である。
成格条件
天盤 辛 + 地盤 癸
詳解
テーマ別の判断
職場は霧の中に落ちたようで、入ってくる情報の多くは歪んでおり、この時期のキャリア判断は落とし穴にはまりやすい。転職も、素性の知れないプロジェクトの引き受けも避けること。まず兵を按じて動かず、多方面から裏を取り、局面が明瞭になってから動くのがよい。
財の道は遮られ、投資対象には隠し事があり、帳簿には見えない穴がある。この格のもとで交わした契約、投じた金は、後になって悔いを生むことが多い。手を止めて様子を見るのがよく、すでに投じた者は速やかに帳簿を精査して実態を把握し、問題を見つけたら早めに身を引くこと。
恋愛には目くらましがあり、相手が何かを隠しているか、あなたの見ている姿が実像と大きくかけ離れている。新しい恋を問うなら、深く知ってから踏み込むこと。結婚を問うなら、当面は離合にかかわる重大な決断を避け、まず腹を割って話すことである。
病状には隠匿の象があり、表面の症状は軽くても水面下の問題は小さくない可能性があり、誤診・見落としのリスクが高い。腎・内分泌・眼疾および気分の落ち込みが中心となる。全面的な精密検査を受けるのがよく、別の病院でセカンドオピニオンを求める価値もある。
外出には大いに不利で、道に迷う、時間に遅れる、足止めされるといったことが起きやすく、夜間と雨や霧の日はリスクが倍加する。この格には「誤って天網に入る」象があるため、見知らぬ土地で道案内を買って出る人を軽々しく信じないこと。日程を変えられるなら変え、どうしても行くなら連れ立って行き、連絡手段を確保しておくこと。
訴訟は凶。事案は人為的にかき乱され、鍵となる証拠は覆い隠され、自分側の見ている記録が全貌とは限らない。相手が罠を仕掛けて失言を誘うことに注意。弁護士に依頼して一項目ずつ証拠を検証し、口頭の約束を軽信せず、和解条件は必ず書面に落とすこと。
関連項目
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