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格局凶格

天網四張

天盤の癸が地盤の癸に加わる形。二つの癸が重なるさまは天羅地網が四方に張られたごとく、行人は伴を失い、病訟みな傷つくことを主る。万事に行き詰まるため、静かに守って時を待つのが宜しい。

成格条件

天盤 癸 + 地盤 癸

詳解

天網四張は、天盤の癸が地盤の癸に加わって構成される凶格であり、癸の伏吟格でもある。癸は天網星で陰水に属し、暗昧・束縛・網羅を司る。二つの癸が同宮すれば網の上にさらに網を重ね、四方に張り巡らされる形となり、人が網に囚われて進退の自由を失う様を象徴する。成格の鍵は伏吟にある。同じ干が重なることで気の巡りが滞って流れず、暗く晦い性質が倍加するため、万事が閉塞して縺れ、伸びやかに展開しがたい。この格の断語は「行人は伴を失い、病訟みな傷つく」——外出した者は同行者と離散して音信が通じにくく、病人は長引いて癒えにくく、訴訟に関わる者は足を引かれて損なわれる。その凶は主として「困」の一字に現れ、遅延・縺れ・拘束といった形を取ることが多く、突発の災禍ではないため、凶性は庚金の諸格には及ばないものの、持続期間は長い。占事でこれに遭えば、動くほど縛りはきつくなり、静かに守るほうがかえって解ける。落宮が空亡に逢えば網に破れ口が生じ、かえって窮地を脱せると断じる、空亡を喜ぶ数少ない格である。さらに凶門・凶星に臨めば、病訟の傷は重くなる。対処の道は、戦線を縮小して拡張を止め、時干が入れ替わって気が改まるのを待ってから進取を図ることにある。

テーマ別の判断

仕事・官職

就職や昇進など諸事が行き詰まり、出した履歴書や報告書は海に沈んだ石のように、幾重にも阻まれて返事が来にくい。この時期の転職や自薦は不向きで、現職を守って内実を磨くのが宜しい。落宮が空亡に逢えば束縛が緩むので、次の好機を待って動くとよい。

財運・経営

財の道は網に落ちたようで、投資や貸付は塩漬けになりやすく、資金の回収は遅延と反復を重ねる。新規プロジェクトや買い増しには不向きで、売掛金の回収と経費の圧縮を優先すべきである。無理に参入すれば深みにはまり、病や訴訟で散財する象が多く見られる。

恋愛・結婚

感情はもつれて解けない象が多く、互いに縛り合いながらも進展しがたく、古い関係が絡みついて断とうにも断ちきれない。婚恋を占えば遅延を主り、この時期の縁談や入籍には不向きである。まず過去の清算を済ませ、局が改まってはじめて感情も明るくなる。

健康

病が長引いて癒えにくいことを主り、とりわけ腎系・泌尿器や気鬱の症で、病状がぶり返しては長引く。占病でこれに遭えば先延ばしや僥倖は禁物で、早めに受診して療程を守り通すのが宜しい。長患いの者は合併症の連鎖に注意し、養生は気の巡りを通すことを第一とする。

旅行・移動

この格は外出を最も忌む。断語に「行人は伴を失う」と明言される通り、同行者が途中ではぐれ、行程が阻まれ、音信が通じにくい。遠出は日を改めるのが宜しい。どうしても発つ場合は連れと離れず、夜道や水路を控えること。落宮が空亡に逢えば障りはやや軽くなる。

訴訟・争い

訴訟は泥沼の消耗戦に陥り、「病訟みな傷つく」の通り、原告被告を問わず引きずられ、時間と費用を費やして速決しがたい。自ら訴えを起こすのは不向きで、すでに係争中の者は調停・和解を上策とする。強行して対抗すれば網はいっそう締まり、共倒れとなる。

関連項目

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