刑格返名
天盤の己が地盤の庚に加わり、陰土が刑殺の金を養う形で、官非・訴訟を主る。先に手を出し、先に訴えた側がかえって害を受け、凶門に逢えば牢獄の憂いさえある。
成格条件
天盤 己 + 地盤 庚
詳解
テーマ別の判断
職場では揉め事がつきまとい、コンプライアンス調査や上司・同僚との正面衝突に巻き込まれやすい。自分から争いを仕掛けたり先回りして告発したりするのは禁物で、先に頭を出した者が先に傷つく。目立たず身を守り、後日の説明に備えて業務記録を残しておきたい。
金銭は紛争によって損なわれやすく、契約違反や共同事業の仲違いが起こりやすい。先に関係を断って取り立てたり先に提訴したりすると、理屈で勝って金銭で負けることになりかねない。礼を尽くしてから動き、まず調停の手続きを優先し、あわせて証憑や領収書を揃えておくこと。
関係には過去のわだかまりが潜んでおり、先に古傷を蒸し返し、先に仕掛けた側がかえって不利な立場に立つ。口論で先に感情的になり、先に決着を迫った者が損をする。数日置いて冷静になってから話すのがよい。財産が絡む間柄では、とくに言葉を慎みたい。
健康面では金属や石による外傷と手術のリスクに注意。筋骨・歯・呼吸器に問題が出やすく、過労や気の鬱屈で持病がぶり返しやすい。治療は保守的な選択肢を優先し、急を要さないかぎり手術を急がないこと。心の鬱屈は早めに解消したい。
道中は衝突や口論が起きやすく、交通事故や検問による足止めにも注意。運転では激高や割り込みは禁物で、先に手を出し、先に違反した側が全責任を負う。重要な移動は日を改めるのがよく、行くなら連れ立って規則を守り、夜道は控えること。
この格が訴訟に示す方向は明快で、先に動く者が不利。先に提訴し、先に強制措置を申し立てた側がかえって受け身に回りやすく、凶門に逢えば牢獄の憂いさえある。応訴には向くが提訴には向かず、調停を多用し、相手に先に手を出させるのがよい。
関連項目
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