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格局凶格

復見騰蛇

天盤の癸が地盤の壬に加わる格。二つの水が並び、蛇の上にまた蛇を見る形で、事の反復や虚偽と欺きのもつれを主る。婚占ではとりわけ忌まれ、重婚・再嫁や名分の不明による煩いに注意を要する。

成格条件

天盤 癸 + 地盤 壬

古訣出典

癸加壬:嫁娶重婚,后嫁无子,不保年华。(癸が壬に加わる:嫁娶は重婚となり、後に嫁いでも子はなく、年華は保てない。)

十干克应(十干剋応)

詳解

復見螣蛇は、天盤の癸が地盤の壬に加わって成立する凶格である。壬と癸はいずれも水で、ともに蛇の象を持つ。壬は陽水の長蛇、癸は陰水の小蛇で、蛇の上にまた蛇を見ることから、復見螣蛇と名づけられた。螣蛇は虚偽・纏繞・怪異を主り、重ねて見ればその性は倍加し、事の反復、真偽の見分けがたさ、旧事の再来を主る。婚占ではこの格を最も忌む。古訣に「嫁娶重婚、後嫁無子、不保年華(嫁娶は重婚となり、後に嫁いでも子なく、年華を保てず)」とあり、婚歴の隠匿、名分のもつれ、重婚・再嫁の煩いを主る。成格の原理は、二つの水が混じり流れて陰陽の別がないことにある。壬と癸が並ぶと境界が曖昧になり、人事では関係の重複、約束の反覆、幾重にも重なる隠し事として現れる。螣蛇はまた虚驚と多夢を主るため、いわれのない驚きや煩いを伴いやすい。吉凶の層次では、この格は凶に属する。門も星もともに凶なら、もつれは禍となり、連鎖的な詐欺に注意。門も星も吉なら、繰り返しの手間で済み、最後には筋道を整理できる。注意点:婚を占うときは必ず相手の婚姻歴や子どもの有無の実情を確かめ、再婚者はまず前の婚姻の法的手続きを整理すること。事を占うときは、二重契約や二重引き落としなどの連鎖的な手口に注意。八神の螣蛇が加臨すれば、虚偽の応はさらによく験する。空亡に逢えば、反復する事の多くは杞憂に終わる。この格を得たら、すべてを書面に残し、事ごとに記録を残すことが最良の解法である。

テーマ別の判断

仕事・官職

物事は二転三転して手間ばかりかかり、決まったはずの条件が何度も覆る。口約束が反故にされることに注意。取り決めはすべて書面に落として記録を残すこと。同じ穴に二度はまらないよう、かつての提携先の豹変にはことに警戒を要する。

財運・経営

金銭面では二重引き落とし、二重契約、連鎖式の詐欺に注意。虚偽の情報が飛び交う。取引は一件ずつ照合して二重払いを避けること。仕組みの分からない高利回りの案件には一切手を出さず、知人の紹介にはなおさら用心すること。

恋愛・結婚

婚占では大忌の格で、重婚・再嫁、婚歴の隠匿、名分のもつれを主る。結婚話を進める前に、必ず相手の婚姻歴・子ども・債務の実情を確かめること。再婚者は前の婚姻の法的手続きをきちんと整理してから、新しい縁を語るべきである。

健康

持病の再発や長引いてぶり返す症に応じやすく、また虚驚、不眠と多夢、神経衰弱を主る。治療は根治を旨とし、好転しても自己判断で服薬をやめないこと。心を安んじ志を定め、規則正しく暮らすことが、やみくもな滋養強壮より大切である。

旅行・移動

旅程は何度も変更になり、同じ道を引き返す象で、道中には杞憂に終わる騒ぎや奇妙な出来事が多い。航空券やホテルはキャンセル・変更可能な条件で予約し、重要な旅程は二段構えの準備を。夜道では不意の驚きに注意し、連れ立って行けば互いに目が届いてより安心である。

訴訟・争い

案件は審理のやり直しや再審となって綱引きが続きやすく、相手の供述の翻し、契約の反故、旧い案件の蒸し返しに注意。証拠の連なりは完結させ、原本は大切に保管すること。調停合意には強制執行条項を付し、相手が後から翻意して、再び泥沼の訴訟に陥るのを防ぐこと。

関連項目

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