太白入網
天盤の癸が地盤の庚に加わる格。太白金星が天網に陥り、剛鋭の気が伸ばせない形で、力を恃んで争訟し、暴をもって抗い、争ってやまねば、ついには共倒れに至ることを主る。
成格条件
天盤 癸 + 地盤 庚
詳解
テーマ別の判断
同僚やライバルと真っ向から資源を奪い合えば、結果は共倒れで、利を得るのは別の者である。公募や入札では鋒鋩を収めて相手の鋭気を避け、迂回と持久の戦法に切り替えるのがよい。姿勢が強硬になるほど、立場はかえって受け身になる。
利益を力ずくで奪い合えば損財となり、入札の奪い合いや値下げ合戦、過当競争はいずれも不利。取り立てで手荒に出れば、かえって訴訟を背負い込む。三分の利を譲ってでも無傷で退くほうがましである。潰し合いの競争を避け、別の市場を開拓するのが上策。
口喧嘩は激化しやすく、互いに譲らず、真っ向からぶつかれば共倒れになるだけ。言い争いが手を出す事態に発展する危険もある。まず物理的に距離を取り、それぞれ頭を冷やしてから是非を論じること。一時の勝ち負けを争うのは最も愚かな振る舞いである。
外傷、筋骨の損傷、金属器具による傷に応じやすく、争いや衝突の中での負傷はことによく験する。喧嘩の場から遠ざかり、機械や刃物の操作には倍の注意を。古傷は静養とリハビリに努め、対人の激しいスポーツはしばらく休むのがよい。
道中は殴り合い、ひったくり、交通事故などの激しい衝突に注意。自分で運転するなら、あおり合いや意地の張り合い、無理な追い越しは厳禁である。人が密集する紛争の場を避け、夜間の外出は控えめに。どこでも三分譲る心がけを持てば、無事こそが勝ちである。
双方が果てしなくもつれ合い、裁判に勝っても費用で損をする、典型的な共倒れの局である。争いを和解への圧力として使うのが上策で、交渉の余地があれば潮時で手を打つこと。ひたすら意地を張り合えば互いに疲弊するだけで、民事の紛争が刑事事件に発展することにも注意を要する。
関連項目
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