奇門遁甲大全に戻る
九星

天柱星

九星の中の小凶の星。五行は金に属し、原始宮位は兌七宮。口舌の是非と破損を司る。言辞を用いる職と隠遁・固守には利があるが、旅立ちや事業の画策・拡張を忌む。

詳解

天柱星は五行が金に属し、原始宮位は兌七宮にあり、九星分類では小凶に属する。象意は口舌・言辞・破壊・隠守であり、人においては弁護士・教師・評論家など弁の立つ者を主り、是非を言い立てる者をも表す。事においては争執・破損・阻隔を主る。天柱は家屋の柱のごとく、じっと立つべきでみだりに動くべきではない。ゆえに事を用いるには隠れて固く守るのが吉であり、旅立ちや画策、開業・拡張には破敗や口舌の禍が多い。秋に旺じ、四季の土用の月に相、冬に休、春に囚、夏に死となる。旺相の時は言辞が鋭利で、是非もまた重い。休囚の時は凶性が弱まり、小さな口論・小さな損耗を主る。乾・兌宮に臨めば得地で鋒鋩は最も盛ん、離宮に入れば火に克されて口舌がかえって己を傷つけ、坎宮に入れば漏気して言葉が多ければ失敗も多い。天柱の凶は動にあって静にはない。弁舌を生業とし言辞をもって身を立てる者はかえって用を得て、講義・弁護・交渉のいずれにも力を発揮できる。通常の事でこれに遇えば、口を閉ざして守りに徹し、目立つことを避けるのが良い。凶門・凶格を配する場合は、言によって罪を得たり、取り壊しによって損害を招いたりすることを防ぐこと。三奇・吉門を得れば凶性は大半が解ける。

テーマ別の判断

仕事・官職

弁護士・講師・配信者・評論など弁舌で身を立てる職業に適し、言辞がそのまま生産力となる。それ以外の職務でこれに遇えば守りに徹して攻めず、会議では軽率な発言を控え、口は災いの元となること、小人に言質を取られることを防ぐべきである。

財運・経営

破財・消耗を主り、拡張投資やむやみな手の広げすぎを忌み、共同経営者との口論による解散に注意が要る。弁舌・コンサルティング・研修で報酬を得る者は通常どおり財を得られる。旺相の時は破財が急で大きいため、まず帳簿を引き締め、財布の紐を固く締めるのが良い。

恋愛・結婚

恋愛では口論が多く、些細なことで昔の話を蒸し返し、争うほどにこじれる。相手は弁が立つが、理があると容赦しないことを主る。冷却期間は言い争いより有効で、一言我慢するほうが十言勝つよりも良い。婚姻を占ってこれに遇えば、気性が合うかどうかをよく見るべきである。

健康

肺・歯・咽喉・呼吸器の疾患を主り、筋骨の損傷にも応じる。慢性の咽頭炎と歯の病が最もよく見られる。旺相の時は病が口や喉の部位に現れ、休囚では長引いて持病となる。煙草と酒を控え、言葉を慎み、秋の乾燥の時季には特に喉を守る必要がある。

旅行・移動

遠出には不向きで、道中に阻隔・口論・器物の破損が多く、車や船の故障がよく現れる。どうしても行かねばならない場合は、出発前に車両を点検し、見知らぬ人との争いを避けること。その場に留まって用事を処理するほうが、かえって順調である。

訴訟・争い

口舌の訴訟がまとわりつく象で、是非は言葉から起こる。雄弁によって身を立てるのに利があり、弁舌の鋭い弁護士を頼めば優位に立てる。法廷の外で放言して対立を激化させることは厳禁である。文書の言い回しは一句一句余地を残し、文脈を切り取られて曲解されることを防ぐこと。

関連項目

この格局があなたの盤に現れるか見てみませんか?

無料で立局する