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九星

天輔星

九星の中の大吉の星。五行は木に属し、原始宮位は巽四宮。文昌の星とされ、文化・教育・引き立てを司る。試験・修学、婚姻・造作、遠行や貴人への謁見に利がある。

詳解

天輔星は五行が木に属し、原始宮位は巽四宮にあり、九星分類では大吉に属する文昌の星である。象意は文化・教育・礼儀・輔佐であり、人においては教師・文人・学者・参謀と温良謙和な者を主る。事においては学業・文書・教化・引き立てを主る。九星では輔・禽・心を上吉とし、天輔の臨むところは百事なすべく、とりわけ試験・修学、著述・投稿、師に就き名を求めること、婚姻、造作・移転に利がある。春に旺じ、冬に相、夏に休、四季の土用の月に囚、秋に死となる。旺相の時は文運が盛んで、貴人の引き立ても力強い。休囚の時は吉力が弱まり、才を抱きながら遇されず、文書が滞ることを主るが、それでもその善性は失わない。震・巽宮に臨めば得地、坎宮に入れば水の生を得て文想が泉のごとく湧く。乾・兌宮に入れば金に克されて才能が抑えられ、事を謀るのに骨が折れる。天輔は性が柔にして正であり、吉門・三奇と同宮すれば錦上に花を添え、たとえ凶門を配しても、凶中に一分の転機を残す。事を断じてこれに遇えば、安心して正道により前進を求めて良い。空亡に逢えば吉の応験は割り引かれ、空を出る時期を待ってから大事を挙げるのが良い。

テーマ別の判断

仕事・官職

試験・公務員採用・職位評定と文職の昇進に大いに利があり、上司には引き立ての意が多い。教育・文化・コンサルティング業界では特に力を発揮する。業務報告では文章力を活かすのが良く、見事な報告書がそのまま出世の足がかりとなる。

財運・経営

正財は安定し、学識・技能・評判によって財を得る。文化・出版・研修関係の商売に利がある。偏財や投機は得意とするところではない。旺相の時は昇給交渉や長期契約の締結に適し、休囚の時は財の入りが緩やかで、焦りと冒進を戒めるべきである。

恋愛・結婚

婚恋には大吉で、相手は教養があり道理をわきまえ、家風も清く正しいことを主る。師友や同級生の紹介で成ることが多い。婚期は天輔が旺相の時を選べばさらに良い。既婚者がこれに遇えば、家庭円満と子女の学業成就を主る。

健康

全体として穏やかで、肝胆と風気の疾患、たとえばめまい・けいれん・アレルギーなどを主るが、病勢は軽く緩やかで調整可能なことが多い。療養は静かに読書をして過ごし、肝の気を巡らせるのが良い。医を求めるなら学究肌の名医を探し、医師の指示に従って調えれば効果が現れる。

旅行・移動

旅は吉であり、道中で善縁に恵まれることが多く、遊学・友人訪問・視察・受験の旅に利がある。旺相の時は遠出が叶い、道中も順調である。休囚では多少の遅延があるが、大勢に障りはない。事前に行程の下調べをしておくのが良い。

訴訟・争い

文書証拠による勝利に利があり、契約書や書証が整っているほど勝算が大きい。貴人の調停を得ることが多く、和解で収めるのが良く、最後まで意地を張る必要はない。学識の確かな弁護士を頼み、理をもって人を説き伏せるのがこの星の正道である。

関連項目

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