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九星

天心星

九星の中の大吉の星。五行は金に属し、原始宮位は乾六宮。将帥の謀略と医薬・救助を司り、医薬を求めること、戦略の立案と決断、権限の掌握と資産管理に利がある。

詳解

天心星は五行が金に属し、原始宮位は乾六宮にあり、九星分類では大吉に属し、天輔・天禽とともに上吉と称される。象意は将帥・謀略・医薬・中枢であり、人においては指導者・軍師・医師・金融家を主り、思慮が緻密で手腕は果断である。事においては帷幄の中で策を巡らすこと、症に応じて薬を下すことを主る。天心の臨む宮では、事を謀るに章法があり、人を用いるに分寸があり、とりわけ医薬を求めること、将を用いて出師すること、兵と財を掌握すること、決断を下すことに利がある。秋に旺じ、四季の土用の月に相、冬に休、春に囚、夏に死となる。旺相の時は謀略が精確で、一撃で的を射る。休囚の時は思慮が余って決断が足りず、外部の知恵を借りるのが良い。乾・兌宮に臨めば得地、坤・艮宮に入れば土の生を得てさらに旺じ、離宮に入れば火に克されて権謀が抑えられ、判断を誤らないよう注意が要る。天心は性が剛にして正であり、開門と同宮することを最も喜び、大局を掌握することを主る。凶門に逢えば謀略が邪道に傾きやすく、正道を守らねばならない。病を占って天心に遇えば、良医良薬に巡り会えることを主り、病を問うのに最も喜ばしい星である。大事を断じ方略を定めるとき、この星が当値なら思い切って策を巡らせて良い。空亡に逢えば計画は空振りとなるため、空を出てから定めるのが良い。

テーマ別の判断

仕事・官職

指導的地位への応募や意思決定の中枢入りに利があり、戦略・医療・金融業界では特に力を発揮する。旺相の時は判断が精確で、思い切って決断でき人望も集められる。休囚の時はブレーンの意見を多く聞くのが良く、独断専行で大局を誤らないよう注意すること。

財運・経営

計算に長け、正財も偏財も図ることができ、金融・投資・医薬業界での蓄財に利がある。旺相の時は眼識が鋭く、果断に動けば大きな利益を得られる。休囚の時は計算ばかりで決断が遅く、時機を逃しやすいため、損切りの基準を定めておくのが良い。

恋愛・結婚

相手は理性的で落ち着き、自分の考えを持つが、愛情表現は冷淡寄りで、約束を重んじ甘い言葉を軽んじることを主る。付き合いでは対話を増やし猜疑を減らすのが良く、冷静さを冷淡さと取り違えないこと。中年以降は愛情がいっそう安定し、年長で有能な人とは特に縁がある。

健康

病を占うのに最も喜ばしい星で、良医良薬に巡り会えることを主る。病は頭部・肺・呼吸器と骨格に応じる。旺相の時は症に合った薬がすぐに効き、休囚の時は複数の診察を受けてから治療方針を定めるのが良い。秋季の養生が最も効果的である。

旅行・移動

旅は順調で、行程を適切に組めば道中は思いどおりに運ぶ。公務・受診・商談の旅に利がある。乾金は動の中に秩序があることを主り、車での遠出はまず車両の状態を点検すること。休囚の時は計画が変化に追いつかないことに備え、代替ルートを用意しておくのが良い。

訴訟・争い

戦略的な布石に利があり、証拠の連なりが完全であれば勝算は手中にある。経験豊富な弁護士に指揮を頼むのが良く、意地の争いではなく謀略で勝つこと。旺相の時は積極的に応訴して良く、休囚の時は和解交渉が良く、良いところで手を引くこと。

関連項目

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