戊儀
六儀の一つ。天干の戊は陽土に属し、甲子旬の旬首は戊の下に遁れる。山岳や堤防を象る資本・銭財の星で、資金・田宅・信用を司り、財を占うには戊を用神とする。
詳解
テーマ別の判断
戊は資本と信用の星である。職場でこれを見れば、予算・財務・資産系の業務を扱うのに適し、信を守る者は一歩ずつ実績を固める。戊が旺宮に落ちれば所属先の基盤は厚く、安心して腰を据えられる。戊が冲剋されれば雇い主の資金繰りが苦しいため、転職の前にまず台所事情を見極めること。
財を占うには戊を用神とする。戊が旺相の宮に落ち、さらに生門の生を得れば、資金は潤沢で財源は絶えない。丙に加わって青龍返首を成せば大きな財を図れる。戊が入墓し空亡に逢えば、資金は塩漬けになるか約束が流れるため、投資も貸借もこの時は手を引くこと。
戊が感情の宮に入れば、関係の中で金銭の重みが増し、結婚の話は住まいや結納金を避けて通れない。戊が旺なら家産は豊かで話も地に足がつく。戊が剋されれば経済観の食い違いが主な火種となるため、婚前に金銭の取り決めをテーブルに載せるほうが、かえって長続きする。
戊は陽土に属し、脾胃・筋肉・皮膚に対応する。病占でこれを見れば、脾胃の停滞・消化不良・しこりや結節の類に注意。戊が旺に過ぎれば土が塞がるため、食事は淡泊に節度をもって。戊が衰えて剋を受ければ脾胃の虚弱を示し、滋養の前にまず消化吸収を整えること。
戊は田土の穏重を司る。旅行でこれを見れば行程は手堅く波乱が少なく、商用の視察や物件・土地の見学の旅に適する。戊が冲剋されれば、出張費の超過や宿の前金をめぐるもめ事に注意。山間部の運転では土砂崩れや落石に気を配り、険しい場所に長居しないこと。
戊は銭財と信用を司り、訴訟は貸借・契約金・不動産に起因することが多い。戊が旺で吉門を得れば、帳簿は明瞭で勝ち目は手の内にある。戊が空亡に逢えば相手の返済能力に疑いが残り、勝訴しても執行の難航に備えるべきで、財産の手がかりは先に洗い出しておくこと。
関連項目
この格局があなたの盤に現れるか見てみませんか?
無料で立局する →