奇門遁甲大全に戻る
格局平格

青龍華蓋

天盤の戊が地盤の癸に加わる。青龍の頭上に華蓋が覆いかぶさり、遮蔽と庇護が併存する。吉門に逢えば蓋の下に喜びが潜んで陰ながら福を得、凶門に逢えば覆われて閉塞し、諸事の見通しが立たなくなる。

成格条件

天盤 戊 + 地盤 癸

詳解

青龍華蓋とは、天盤の戊が地盤の癸に加臨することを指す。戊には甲子が遁蔵し、甲木は青龍である。癸は陰水で、剋応の体系では華蓋の象を取る——帝王の車駕にかざす傘蓋であり、栄誉の儀仗であると同時に、視界を遮る帳でもある。癸水は甲木を生じるが、生の中に掩いを帯び、青龍は滋養を得ながらも光華を蓋われる。ゆえにこの格は吉凶が両方に懸かる。成格の原理は蓋という字の二重性にある。開・休・生の吉門を得れば華蓋は庇護となり、陰ながらの助力、目立たずに事を成すこと、秘めた喜びを主る。凶門に逢えば華蓋は遮蔽となり、消息が通じない、蚊帳の外に置かれる、諸事の閉塞を主る。吉凶の位置づけは平格で、門に従って転化し、しかも事は暗い所で進むことが多く、表に広げるには向かない。注意点として、この格は舞台裏の画策、学問や技芸の修得、風当たりを避けることに利があり、表に立って公然と競うことには不利である。華蓋はまた玄学・孤高の象に通じ、学問を問い、静修を問うにはかえって適地となる。空亡に逢えば遮蔽はさらに甚だしく、必ず情報を多方面から確かめ、知らぬ間に決定を他人に代行されることを防ぎ、重大な事項は自ら目を通してから決めること。

テーマ別の判断

仕事・官職

裏方の役回りに適する。企画立案・研究開発・参謀役はいずれも黙々と功を立てられ、吉門に逢えば貴人が陰で推挙してくれる。公募への立候補や表舞台に出ることは時宜でない。凶門に逢えば、重要な情報を上司や同僚に意図的に遮られることに用心する。

財運・経営

財は目立たずに取るのが良い。控えめな長期投資や舞台裏での配分方式は、吉門に逢えば着実に利を得られる。派手な資金調達や公開入札は挫折しやすい。凶門に逢えば帳簿の隠蔽や誤魔化しに備え、共同事業に関わるなら必ず自分の目で帳簿を確かめること。

恋愛・結婚

恋愛は秘めた色合いを帯びやすい。片想いや公にしにくい関係が多く、吉門に逢えば控えめな交際がかえって安定する。凶門に逢えば相手の隠し事に注意し、重要な約束は必ず裏を取ること。関係の公表を急ぐと余計な枝葉が生じやすい。

健康

病症には隠れた象があり、健診の数値が全体像を映しているとは限らない。凶門に逢えば見落としや誤診に備え、別の医療機関でもう一度確かめるのが良い。吉門に逢えば静養が効き、瞑想や静修の類の調整はとりわけ症に合う。調べずに引き延ばすことがこの格の大忌である。

旅行・移動

外出は控えめが良く、人目を避ける旅・静修・幽境や旧跡を訪ねる旅は、吉門に逢えば伸びやかに運ぶ。派手な商用の行程は滞りが生じやすい。凶門に逢えば便の変更や連絡の不通に備え、出発前に各段階を繰り返し確認すること。

訴訟・争い

訴訟には表に出ていない事情があることが多い。吉門に逢えば舞台裏の斡旋によって静かに解消でき、内々の調停が法廷での対決に勝る。凶門に逢えば事案が覆い隠され、証拠の取り寄せも難しいので、必ず事実を深く掘り、鍵となる情報を隠されないようにすること。

関連項目

この格局があなたの盤に現れるか見てみませんか?

無料で立局する