奇入太陰
二つの丁が並び、星奇が太陰の郷に入る。文書や証書がまもなく届き、慶事が思いどおりに運び、事を謀れば陰ながらの助力を得やすいことを示す。文事と情報のやり取りに有利な吉格である。
成格条件
天盤 丁 + 地盤 丁
詳解
テーマ別の判断
就職や公務員試験、昇進に関わる文書類の事柄は順調で、認可書・招聘状・採用通知は期日どおりに届くことが多い。開門か生門が配されれば人事の任命はことのほか円滑に進み、驚門に逢えば同僚との口舌がやや増えるが大局には障らない。文をもって勝ちを取るのがよく、人と力で争ってはならない。
財運は平穏でやや吉。契約・手形・決済類の入金に利があり、売掛金には音信が届きやすい。丁火の財は細く長く流れるもので、にわかな大富を意味しない。落宮が空亡に逢う時は帳簿上の財が手元に落ちにくいため、空を出てから残金を回収するのがよい。
恋愛には吉報があり、文通も、告白の言伝もいずれも成りやすい。二つの丁が並ぶさまは二つの心が映し合う象であり、旧知との再会にはとりわけ験がある。六合か休門が配されれば婚恋は成る。局中に別に凶神が見える場合は、甘い言葉は多いが実行が遅いため、相手の行動を見てから決めるのがよい。
病状は重くないことが多く、心火・目の疾患・微熱・不眠といった軽い不調が主となる。受診の知らせや検査報告は早く届き、確定診断に有利である。丁が墓宮に落ちるか空亡に逢えば、報告は遅れ、病因は一時判然としないため、念のためもう一度検査して確かめるのが安全である。
旅は順調で、連絡は滞りなく、道中には助けてくれる人が多い。文書・ビザ・面接のための外出に適し、証書や手続きは整いやすい。方位は丁奇の落宮の方向を取るのがよく、門迫に逢えば一両日延期するほうが安全である。
訴訟は文書と証拠によって勝ちを収め、訴状・判決・調停書は早く届く。訴訟を占ってこの格を得れば、多くは文書のやり取りにとどまり、刑傷には至らず、和解が期待できる。驚門が配されれば口舌が何度か往復するが、結果はなお己方に傾く。
関連項目
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