火悖入刑
天盤の丙が地盤の己に加わり、悖乱の火が卑湿・刑獄の地に落ちる。囚人が刑杖を受け、文書が滞って通らないことを主る。吉門を得ればなお吉を得られるが、凶門に逢えば禍は重い。
成格条件
天盤 丙 + 地盤 己
詳解
テーマ別の判断
認可申請・昇進・異動の書類は押さえ置かれやすく、各段階でつかえる。この時期に重要な申請を出したり上司と正面から張り合うのは不向きで、資料を揃え、正規の手続きを整えるのがよい。役所や組織内の手続きにはとくに忍耐が必要で、凶門が宮に臨む場合は処分の文書が届くことに用心する。
財の道は阻まれ、売掛金の回収は遅れ、交付金・融資・経費精算など承認を要する収入が最もつかえやすい。立て替えは不向きで、まして灰色の経路で財を求めてはならず、小利のために責任追及を招くことを防ぐ。吉門が宮に臨めば、遅れながらも受け取れるので、忍耐が第一である。
愛情には抑圧され絡め取られる象があり、目上の人や旧い約束に縛られ、人目を忍ぶ間柄はとくに怨みを生みやすい。この時期に決着を迫っても話はまとまりにくく、まず旧いわだかまりを解いてから新しい関係を論じるのがよい。曖昧な関係が気まずい是非を招くことを防ぐ。
火が湿土に困められるため、心血管の詰まり、湿熱、皮膚の腫れ物、泌尿器系の炎症に注意し、気鬱が火に転じることもよく見られる。この時期は受診の手続きに波乱が多く、正規の大病院を選び、段階を踏んで検査・治療を進めるのがよい。
旅は阻まれる象で、査証・許認可・通関などの手続きが遅れやすく、日程はやむなく延期となりがちである。必要がなければ遠出は控える。どうしても出かける場合は時間に十分な余裕を持たせ、証明書類は二部用意する。凶門が宮に臨む時は、道中で手続きの問題により検問・足止めに遭うことを防ぐ。
まさに刑獄の象に応じ、訴訟に関わる場合は最大限の慎重さを要する。文書が通らず、事件の長期化や資料の差し戻しを主り、被告側は勾留や刑事責任に用心する。専門の弁護士に依頼して手続きに則り力を尽くすのがよく、伝手を頼って裏道を行くことは厳禁である。吉門が宮に臨んではじめて挽回の余地が生まれる。
関連項目
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