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格局平格

華蓋地戶

天盤の癸が地盤の己に加わる格。華蓋が地戸を覆い、天地が閉塞する形で、音信の途絶や謀望の不通を主る。災いを避けて難を逃れ、身を隠して静かに修める事には、かえって適している。

成格条件

天盤 癸 + 地盤 己

古訣出典

癸加己:男女占之,音信皆阻,躲灾避难为吉。(癸が己に加わる:男女これを占えば、音信は皆阻まれる。災いを避け難を逃れるには吉。)

十干克应(十干剋応)

詳解

華蓋地戸は、天盤の癸が地盤の己に加わって成立する平格である。癸は至陰の水で、頭上を覆う華蓋を象り、己は陰の土で、地戸と称される。華蓋が地戸の上を覆うと、上は遮られ下は閉ざされ、天地が通じない。ゆえに音信の途絶、内外の閉塞を主る。この格は、旅人を占えば消息が届きにくく、謀望を占えば依頼への返答がなく、意思疎通や伝達を要する事はすべて滞る。成格の原理は土と水の相滞にある。己土が癸水を剋して水は流れられなくなる。水は本来、通信・連絡を主るが、制せられると経路が塞がる。華蓋はまた遮蔽と隠匿を主り、二つの象が重なって閉塞の局が成る。しかし閉塞にも用がある。災いを避けて難を逃れる、行方をくらます、籠って静かに修めるといった事には、この格を得るのがかえって適している。古訣にいう「躲災避難為吉(災いを避け難を逃れるには吉)」とはこれを指す。吉凶の層次では、これは平格である。進めば阻まれ、退いて守れば安らか。門が吉なら緩み、門が凶なら閉塞はさらに甚だしい。注意点:音信・旅人の占で最もよく応験し、短期間は消息が届きにくいので、繰り返し催促する必要はない。静をもって動を制し、内務を整理し、閉塞の気が自ずと解けるのを待つのがよい。空亡に逢えば途絶はさらに長引く。隠遁して禍を避けたいなら、かえってこの時を選んで事を行える。応期の判断は、癸と己の落宮の旺衰と直使門の巡りを見るとよい。

テーマ別の判断

仕事・官職

報告や伺いは梨のつぶてで、人事異動の情報は遅れがち、昇進や異動の知らせも当面は届かない。この時期に目立って売り込むのは不向き。腰を据えて力を蓄え、積み残しの案件を片づけ、渦中の是非を避けて、道が再び開くのを静かに待つのに適している。

財運・経営

財に関する情報が通じず、相場は見通せず、取引先からの入金も音沙汰がない。高値追いや狼狽売り、噂話への盲信は禁物。督促は経路を変え、直接出向いて面談するのがよい。資金はリスク回避と元本保全を最優先とし、大口の出入りはすべて先送りに。

恋愛・結婚

音信途絶の象で、連絡は途切れ、遠距離では通じにくく、冷戦期間は長引きやすい。この時期に繰り返し問い詰めても益はなく、かえって疎まれるだけ。緩衝期間を置き、双方が信頼できる仲介者に言葉を託すほうが効果的である。

健康

脾胃の湿滞、腹の張りや便秘など、鬱して通じない症に応じやすく、気分の鬱屈も身体を損ないやすい。食事はあっさりと、こまめに体を動かして座りきりを避けること。検査結果が出る前から独りで怯える必要はない。鬱した気がひとたび開けば、諸症は自ずと軽くなる。

旅行・移動

旅先では連絡が取れなくなりやすく、山間部や辺地では電波が悪く、消息の伝達が滞る。通常の出張は延期がよく、出発前に旅程の詳細をはっきり伝えておくこと。ほとぼりを冷ます、静養する、転居するための移動であれば、この時期の旅はかえって適している。

訴訟・争い

案件の進行は停滞し、通知や文書はなかなか届かず、あちこち探りを入れても成果は乏しい。静をもって動を制し、資料をそろえて手続きの機会を待つのがよい。この格では自ら鋒先を避け、事を起こさずにいれば、かえって思わぬ災いを免れられる。

関連項目

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