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八神

玄武

八神の一つ。五行は水に属し、暗昧と欺瞞・盗みを司る神。盗賊・欺瞞・紛失と曖昧な私情を主り、智謀や玄学にも応じる。宮に臨めば盗難と陰の企みへの用心が肝要。

詳解

玄武は奇門八神の一つで、五行は水に属し、北方の幽暗の地に居し、暗昧と欺瞞・盗みを司る神とされる。転盤式の一部流派ではこの位置に朱雀を用いて口舌・文書を司るが、通行の盤では玄武を用いることが多い。玄武は盗賊・窃盗・欺瞞・偽造・紛失・逃亡を司り、また曖昧な私情や舞台裏の取引をも司る。密かに進められ、人に知られたくない事柄はすべてその管轄である。正面の取象としては智謀・企画・玄学・水利・水産にあたる。吉凶の判断は旺衰と組み合わせを見る。玄武の落宮が旺相で凶門・凶格に臨めば、盗難や詐欺、機密の漏洩、陰で足を引く者があることを示す。吉門・吉星を得て落宮が地を得れば、謀略に長け、目立たぬところで利を得ることを示し、情報・研究・玄学系の職業ではかえって用をなす。玄武は冬に旺じ、水気が司令する時期に暗昧の力が最も強い。土の宮に落ちて剋を受ければ、その手管も振るいにくくなる。注意点として、失せ物や盗難防止の占では玄武の落宮で方位と盗人の行方を定める。玄武が天蓬星に臨むか癸に加われば盗みの象が重なるため、財物や証明書類はことさら厳重に。空亡に逢えば騙りの多くは張り子の虎で、見破れば散じる。玄武を見たときは、契約・送金・金品の受け渡しはいずれも対面で確認し、不透明な経路は避けるのがよい。

テーマ別の判断

仕事・官職

玄武が宮に臨めば職場に暗流が多く、陰で話を回す者、功を横取りする者、告げ口をする者がいる。転職の面接では相手の口約束が果たされないことに注意し、給与・職級は契約書に明記すること。企画・情報・研究系の職に就く者なら、かえって頭が切れ、目立たぬところで力を発揮する。

財運・経営

玄武は隠れた消耗と詐欺を司る。求財では騙りや粉飾、持ち逃げに注意し、資金の行方が見通せない投資案件には一切手を出さないこと。財布や証明書類は盗難・紛失に用心。水産・物流・夜間経済の業種でこれが旺相なら、財路はかえって柔軟である。

恋愛・結婚

玄武が感情の宮に入れば、曖昧ではっきりせず、隠し事や欺きを示す。恋愛中の一方が心に秘め事を抱えているか、旧情を断ち切れていない。婚占でこれを見れば第三者との陰の行き来に注意。疑って冷戦するより、疑問点を面と向かって確かめるほうがよい。長引くほど曖昧さは深まる。

健康

玄武は水に属し、腎・膀胱・泌尿生殖系に対応し、血液と内分泌にも応じる。病占でこれを見れば病因は隠れやすく、しばらく病巣が見つからない象がよくあるため、もう一巡り検査を重ねるのがよい。受診を先延ばしにすれば、隠れた疾患を育てるだけである。

旅行・移動

玄武が宮に臨めば、旅では盗難と詐欺に用心。駅や繁華街では手荷物から目を離さず、見知らぬ人の声かけや売り込みには応じないこと。夜道は迷いやすいため、オフラインの地図を事前に用意する。水辺の行程は天候に留意し、野泳ぎや無断の釣りはしない。

訴訟・争い

玄武は暗昧を司り、訴訟は詐欺・窃盗・財産隠匿などの事情に絡むことが多い。相手の証言には偽りがあり、重要な証拠が隠される恐れがある。早めに証拠保全を行い、記録の取り寄せを申請するのがよい。自分側の資金の流れも明確に説明できるようにし、揚げ足を取られないこと。

関連項目

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