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八神

螣蛇

螣蛇は八神の一つで、五行で火に属し、性は柔らかく変化が多い。驚恐や怪異、虚偽と欺瞞、もつれて解けない事を司り、事にこれを得れば虚驚と反復が多く、罠への警戒を要する。

詳解

螣蛇は八神の一つで、五行で火に属する陰火の神であり、性は柔らかく曲折し、纏わりつき変化することに長ける。象意は驚恐や怪異、虚偽と欺瞞、もつれて解けないこと、悪夢や霊異、蛇や虫の類であり、口舌が身に纏わることや考えすぎも表し、人事では弁が立ち策略に富んで心変わりの多い人に応じる。吉凶の位置づけは凶神で、その凶は虚にして実でないことにある。これを得て事を図れば、虚驚・反復・纏わりつかれることが多く、欺瞞の罠に備える必要がある。旺衰と喜忌については、螣蛇は火性で、落宮が旺相なら虚驚は実際の擾乱に転じ、欺瞞の手口は巧妙で防ぎがたい。落宮が休囚なら、取り越し苦労の一場で終わることが多い。吉門吉星に臨めば凶性は弱まり、事は曲折し変化が多いものの、最終的には成ることが多い。凶門凶星に臨めば、驚擾や欺瞞の事は現実のものとなる。用事の宜忌については、失せ物を占えば暗い所に絡め隠されていることを主り、取り戻すには手間がかかる。怪しい夢や心の落ち着かない事を占えば最もよく当たる。玄学や宗教、霊異の事を問えば螣蛇が標識となり、この道に携わる人はかえってその気を得る。注意点として、螣蛇が空亡に臨めば虚に虚が重なり、驚いた事の多くは跡形もない。驚門と同宮すれば驚恐は倍加する。およそ螣蛇を見たら、まず文書や契約の罠がないかを調べ、調印や貸借の事は必ず一条ずつ確認してから筆を落とすこと。

テーマ別の判断

仕事・官職

職場には実のない言葉が纏わりつく。口約束の昇進はいつまでも実現せず、人事の噂は二転三転する。約束は書面に落とし、根拠のない情報は信じすぎないこと。文化創作・玄学・心理カウンセリング系の仕事は、螣蛇の霊気を得てかえって活かせる。競業避止条項は一字ずつ丁寧に読むこと。

財運・経営

求財では欺瞞の罠に注意する。高利の資金集め、架空の案件、連鎖する仕掛けにこの時期は最も引っかかりやすく、理解できない金は決して稼ごうとしないこと。金銭の貸し借りはもつれがちなので、古い貸し借りは早めに整理するのがよい。螣蛇が休囚なら虚驚が多く、旺相なら騙しの仕掛けは真に迫るので、高額送金は複数の経路で確認する。

恋愛・結婚

感情はもつれて解けない。曖昧な関係、旧情の纏わりつき、真偽の見分けがたい好意が代わる代わる現れる。関係の境界は一刀のもとに整理し、言葉を濁す相手には本音を問いただすのがよい。相手の心中を占えば、言い尽くされていない隠し事が多く、約束は行動で見極め、目で見たものだけを事実とすること。

健康

悪夢や不眠、神経衰弱、皮膚のアレルギー、纏わりつくような症状を司り、帯状疱疹の類はとくに当たりやすく、いくら調べても原因のわからない奇妙な症もこの神に応じる。心を安んじ精神を養い、必要であれば心療内科の併診を受けるとよい。取り越し苦労が多いので、検査を繰り返す前に診療科を替え、切り口を変えて相談してみること。

旅行・移動

道中は奇妙な波乱が多い。遠回りの経路、予約の手違い、しつこい勧誘との遭遇に加え、蛇や虫の咬傷にも備える。旅程表や証票は繰り返し照合し、見知らぬ人の声かけには用心を重ねること。螣蛇が旺相のときは、夜間の運転と人気のない道はできるだけ避ける。

訴訟・争い

訴訟はもつれて解決しにくく、手続きは反復し、相手の証言は変転するので、証拠の偽造と文書の罠に備える。法的書類の受領時は一枚ずつ検認し、口頭の和解は一切無効で、白い紙に黒い字で書かれたものだけが数に入る。案件の長期化は常態なので、忍耐と証拠の両方を備えておくこと。

関連項目

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