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格局平格

干合蛇刑

天盤の壬が地盤の丁に重なる形。丁壬は干合して情があるが、壬の蛇は刑を帯び、合の中に纏いつきがある。文書の連座、貴人が知りながら口をつぐむこと、男に吉・女に凶を主り、成否はすべて門と星次第という平格である。

成格条件

天盤 壬 + 地盤 丁

詳解

干合蛇刑とは、天盤の壬が地盤の丁に重なる形を指す。丁と壬は天干の五合であり、本来は和合と情を主る。しかし壬は螣蛇・小蛇であり、合の中に纏いつきを帯び、丁火はまた壬水に剋される地に居て、合しながら制を受ける。ゆえに干合蛇刑と名づく。古伝は「文書牽連、貴人情を匿し、男は吉、女は凶」と断じる。契約書、手形、証明書といった文書の事が互いに絡み合い、一環がまた一環と連なる。助けられるはずの貴人は胸中に答えを持ちながら口に出さない。同じ一件でも、当事者が男性ならやや吉、女性ならやや凶に傾く。成格の原理は合と刑の並存にある。五合はこの格に粘着力を与え、話はまとまりやすく契約も結ばれやすい。一方で刑と剋が隠れた釘を打ち込んでおり、まとまった条項の中に、後日の紛糾の伏線がしばしば潜んでいる。吉凶の程度は平格で、吉にも凶にもなり、すべては落宮の門と星次第である。開門・休門・生門と吉星を得れば合の力が優勢となり、文書の事は成る。凶門・凶星に逢えば刑纏が優勢となり、署名した文字がかえって弱みとなる。注意点として、この格が最も忌むのは口約束の軽信であり、協業は必ず書面に落として一条ずつ精査すること。丁が空亡に落ちれば合の力は空振りとなり、まとまった話も翻される。女命がこの格を得て事を問うなら、退路を一分多めに残し、重大な契約は人に目を通してもらうのがよい。

テーマ別の判断

仕事・官職

仕事の機会は知人の紹介を経ることが多く、話はまとまるが、雇用契約や競業避止条項に落とし穴が潜んでいる恐れがあるため、一字一句確かめてから署名すること。男性の求職者にはこの格はやや順調に働くが、女性は口約束が果たされないことに注意し、すべて書面を基準とすること。

財運・経営

財は協業と契約から入り、また契約から失われる。契約は成立するが、条項中の付帯義務が後日の出血点になりかねない。貸付、立て替え、保証はことに慎重を要し、第三者に文面の審査を依頼し、義理での保証は引き受けないこと。

恋愛・結婚

丁壬の合は情を主り、恋は実を結び、出会いにも事欠かない。しかし蛇刑は纏いつきを主るため、旧い恋の尾を引くことや、あいまいな関係には注意。男命が恋愛を問えばやや吉、女命は婚姻歴や資産状況を隠す相手に出会うことに注意し、交際の前に素性を確かめること。

健康

健康は平穏の中に憂いを帯び、泌尿器、婦人科系、心火の不安定と不眠が中心となる。女性はことに婦人科検診を予定に入れるべきである。カルテや検査結果票などの医療文書は漏れなく保存しておくこと。転院や医師の変更の際に役に立つ。

旅行・移動

外出は実現するが、証明書、チケット、ビザといった文書に手違いが起きやすいため、出発前に有効期限を一項ずつ確認すること。連れ立っての旅では同行者が途中で心変わりすることに注意。男性の旅は比較的順調だが、女性は同行者を得るのがよく、夜間の単独行動は避けること。

訴訟・争い

「文書牽連」がこの格の本象で、訴訟の多くは契約書、手形、証文から起こり、記録は煩雑で手続きは長引く。助けてくれる貴人はいるが自分からは口を開かないため、誠意をもって教えを請いに出向く必要がある。証拠は書面が王であり、口頭の言葉は当てにならない。

関連項目

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