螣蛇夭矯
天盤の癸が地盤の丁に加わる格。陰水が星奇の火を灼き立て、蛇形が夭矯にうねる形で、文書の過誤や契約からの訴訟を主り、あわせて火災の患いにも備えを要する。文書・試験の占ではとりわけ忌まれる。
成格条件
天盤 癸 + 地盤 丁
古訣出典
癸加丁:文书官司,火焚莫逃。(癸が丁に加わる:文書の訴訟あり、火難は逃れがたし。)
十干克应(十干剋応)
詳解
テーマ別の判断
書類・契約・承認の過程でミスが出やすく、文書の過誤で責任を問われる象がある。試験や考課では実力を出し損ねることに注意。重要書類は繰り返し校正して控えを残し、署名・捺印の前に条項を一つずつ確認し、取り扱いの記録を完全に残すこと。
契約の瑕疵や手形・伝票の誤りによる損財があり、オンライン締結の電子契約をめぐる紛争も多発しやすい。当面はリスクの高い長期契約を結ばないこと。倉庫や店舗は火気と電気に注意し、保険証券は早めに点検・更新を。重要な証憑は別の場所にも控えを置くのが無難である。
チャットの履歴や手紙の文言から口論が生じ、隠し事が文字によって裏づけられやすい。遠距離恋愛では情報の行き違いや誤解による対立の深まりに注意。文字の上で意地を張り合うのは控え、大事な話は面と向かってはっきり伝え、デリケートな内容は書き残さないこと。
心火上炎、炎症や発熱、やけどの疾に応じやすい。癸水は腎を主るため、水が涸れて火が旺じる虚火の症にも注意。清熱・滋陰による調養を心がけ、生活のリズムを整えること。火気と電気の扱いには十分気をつけ、台所仕事では気を散らさないように。
道中は火災や電気の危険に注意し、宿に入ったらまず避難経路と非常口を確認すること。証明書や乗車券類は誤りや紛失が起きやすく、出発前に原本を一つずつ照合を。遅延や便変更の確率が高めなので、旅程にはゆとりを持たせ、深夜便はできるだけ避けたい。
訴訟は文書や契約から起こり、書面の文言が自分に不利であれば、早めに対応策を用意するのがよい。証拠の原本は速やかに封印・保全し、改竄や毀損を防ぐこと。この格の訴訟は長引くほど火に油を注ぐ勢いとなるため、条件が許すなら速やかに和解を求めるべきである。
関連項目
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