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格局凶格

螣蛇夭矯

天盤の癸が地盤の丁に加わる格。陰水が星奇の火を灼き立て、蛇形が夭矯にうねる形で、文書の過誤や契約からの訴訟を主り、あわせて火災の患いにも備えを要する。文書・試験の占ではとりわけ忌まれる。

成格条件

天盤 癸 + 地盤 丁

古訣出典

癸加丁:文书官司,火焚莫逃。(癸が丁に加わる:文書の訴訟あり、火難は逃れがたし。)

十干克应(十干剋応)

詳解

螣蛇夭矯は、天盤の癸が地盤の丁に加わって成立する凶格である。癸は陰の水で、蛇のように蜿蜒とうねり、丁は星奇の火で、文書・情報・契約を主る。癸水が丁火の上に加臨すると、水が火を剋して火は灼き立てられ、蛇形が身をよじってのたうつことから、夭矯と名づけられた。この格は文書の禍を主る。契約書の誤り、許認可や証明書への疑義、試験の失敗、訴状に悩まされることなどがその応である。丁火は刺激されてもその炎性は衰えないため、火災の患いにも用心が要る。成格の原理は、水が文明の火を傷つけることにある。丁は文明と文書を主り、癸水に剋されると、文字にかかわる事が歪んで真を失い、文書から紛争や訴訟が起こる。癸水は至陰でまた暗昧を主り、暗流が火を灼くため、事は突発しやすい。吉凶の層次では、この格は凶に属する。門も星もともに凶なら、文書の訴訟と火厄がともに至る。吉門・吉星を得れば、損失を文言の訂正や少額の賠償の範囲に抑えられる。注意点:文書・契約・試験・証明書の占で最もよく応験し、重要書類への署名は繰り返し照合すべきである。火気と電気の扱いに注意し、住まいや店舗の防火設備を点検すること。螣蛇の加臨や驚門との同宮に逢えば、虚驚や怪異、口舌の是非はさらに重くなる。この格を得たら、まず文面を整え、是非を論じるのは後にし、証拠の保全を第一とすべきである。

テーマ別の判断

仕事・官職

書類・契約・承認の過程でミスが出やすく、文書の過誤で責任を問われる象がある。試験や考課では実力を出し損ねることに注意。重要書類は繰り返し校正して控えを残し、署名・捺印の前に条項を一つずつ確認し、取り扱いの記録を完全に残すこと。

財運・経営

契約の瑕疵や手形・伝票の誤りによる損財があり、オンライン締結の電子契約をめぐる紛争も多発しやすい。当面はリスクの高い長期契約を結ばないこと。倉庫や店舗は火気と電気に注意し、保険証券は早めに点検・更新を。重要な証憑は別の場所にも控えを置くのが無難である。

恋愛・結婚

チャットの履歴や手紙の文言から口論が生じ、隠し事が文字によって裏づけられやすい。遠距離恋愛では情報の行き違いや誤解による対立の深まりに注意。文字の上で意地を張り合うのは控え、大事な話は面と向かってはっきり伝え、デリケートな内容は書き残さないこと。

健康

心火上炎、炎症や発熱、やけどの疾に応じやすい。癸水は腎を主るため、水が涸れて火が旺じる虚火の症にも注意。清熱・滋陰による調養を心がけ、生活のリズムを整えること。火気と電気の扱いには十分気をつけ、台所仕事では気を散らさないように。

旅行・移動

道中は火災や電気の危険に注意し、宿に入ったらまず避難経路と非常口を確認すること。証明書や乗車券類は誤りや紛失が起きやすく、出発前に原本を一つずつ照合を。遅延や便変更の確率が高めなので、旅程にはゆとりを持たせ、深夜便はできるだけ避けたい。

訴訟・争い

訴訟は文書や契約から起こり、書面の文言が自分に不利であれば、早めに対応策を用意するのがよい。証拠の原本は速やかに封印・保全し、改竄や毀損を防ぐこと。この格の訴訟は長引くほど火に油を注ぐ勢いとなるため、条件が許すなら速やかに和解を求めるべきである。

関連項目

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