上格
天盤の庚が地盤の壬に加わる形。太白の金が天羅の大水に沈み、方向を全く失う。遠行では道に迷い、男女の音信は通じがたく、謀事は遅延して功なく、連絡の途絶と道の迷いを主象とする。
成格条件
天盤 庚 + 地盤 壬
詳解
テーマ別の判断
求職の応募は音沙汰なしになりがちで、面接の後に長く返事がないことが多い。在職者はプロジェクトの推進方向が定まらず、伺いや報告が幾重にも滞り、自分に届くころには情報が変質している。自ら複数の経路で情報を確認するのが良く、一本の線だけを受け身で待ち続けてはならない。
求財は財路の迷失を主り、投資対象の情報が不透明で、送金は長く着金しない。貸した金は回収しがたく、取り立ての相手は行方が定まらない。当面は実態の見えない案件に投資せず、すでに投資した分はまず照合表と証憑を整理しておくこと。
恋愛では連絡の途絶と冷淡を主り、相手の返信は遅く、心中は測りがたい。遠距離恋愛ではなおさらで、「音信通じがたし」はまさにこの格に当たる。この時期に問い詰めて迫れば関係はいっそうこじれる。安定した連絡手段を一本残し、互いに緩衝の余地を与え、格局が転換してから深く話し合うのが良い。
病症は診断がつきにくいことを主り、医者を転々としても結論が出にくい。腎・膀胱・水分代謝と意識のもうろうとした症に応じる。受診は一つの大きな病院に絞って系統的な検査を受けるのが良く、雑多な民間療法を聞きかじって右往左往し、病状を迷宮入りさせることを忌む。
外出では道に迷う・乗り遅れる・旅程が中断するといったことを主り、ナビの不調や曲がり角の間違いなどの小さな災いが絶えず、ひどい場合は道中で連絡が取れなくなる。遠出の前に経路・宿泊先・緊急連絡先をはっきり伝えておき、道中は通信を確保し、近道や夜道を欲張らないこと。
訴訟は事案の膠着を主り、重要な証人と連絡が取れず、文書のやり取りは音沙汰なく、手続きは延び延びになり、自ら訴えても進展は望みがたい。まず送達先住所や証拠の連鎖といった基礎的な部分を固め、「人を見つけられる・訴状を届けられる」状態を先に確実にするのが良い。
関連項目
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