干合悖師
天盤の辛が地盤の丙に加わる形。丙辛は相合するが悖師の乱れた火に逢い、合の中に克を蔵する。提携や取引が財をめぐって決裂し、財によって訴訟に至ることを主る。吉門を得ればなお救いがあり、凶門に逢えば紛糾が現実となる。
成格条件
天盤 辛 + 地盤 丙
詳解
テーマ別の判断
職場の協力関係には利益の衝突が潜み、相棒や上司と表面上は円満でも、功や利の配分の際に決裂しやすい。給与や配分の交渉は必ず文書に残すこと。吉門に当たれば交渉は双方の顔が立つ形で収まり得るが、凶門に逢えば共同案件には深入りしないのが賢明である。
「財によって訴訟に至る」はこの格の核心である。共同経営の帳簿、貸借のやり取り、契約の代金はいずれも地雷原である。金銭の往来には必ず証書を作り、法人口座を通し、曖昧な口約束は一律に文書で締結し直すこと。吉門を得れば紛糾は調停でき、破財も大半は取り戻せる。
恋愛は金銭が情を傷つけることを主り、恋人や夫婦が経済観の食い違いで争い、婚前の財産・結納・共同の支出が敏感な争点となる。金の話は早く、明確に、書面でするのが良い。表面上の仲直りの下にあるわだかまりは面と向かって解くべきで、長引かせれば積もった恨みが訴訟に変わる。
病は虚実の混在を主り、表面の症状は軽くとも内に隠れた患いがあり、肺・気道が火に灼かれる症と虚火の上炎に応じる。健康診断は表面の数値だけを見ず、必要な精密検査は受けること。医師との意思疎通では診療記録をきちんと残し、医療紛争に備える。
外出は財物をめぐる紛糾で波乱が生じやすく、同行者との費用の分担や旅費の精算で口論が起こりやすいため、連れ立って出かける前に金の計算方法を取り決めておくこと。道中は財物をしっかり管理し、取引には証憑を残し、売買のいざこざに絡まれて旅程が遅れることを防ぐ。
訴訟の多くは契約・共同経営・金銭から起こり、双方にかつて交誼があったことが事案の特徴で、証拠の多くは金銭の往来記録やチャット履歴の中に潜んでいる。吉門を得れば調停に全力を尽くすのが良く、和解の成算は高い。凶門に逢えば書証を十分に備え、持久戦を戦うこと。
関連項目
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