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格局凶格

干合悖師

天盤の辛が地盤の丙に加わる形。丙辛は相合するが悖師の乱れた火に逢い、合の中に克を蔵する。提携や取引が財をめぐって決裂し、財によって訴訟に至ることを主る。吉門を得ればなお救いがあり、凶門に逢えば紛糾が現実となる。

成格条件

天盤 辛 + 地盤 丙

詳解

丙は悖師の火であり、性は烈しく乱れやすい。辛は天獄の金であり、刑罰と過失を主る。天盤の辛が地盤の丙に加わると、丙辛は天干五合であり、表面は相合して親しむが、内実は火が辛金を克し、合の中に克を帯びるため、干合悖師と称する。成格の理はまさにこの見せかけの合にある。両干の相合は約束・取引・提携があることを主るが、丙火の悖乱の性が辛金を克制し、協力の下に侵奪が潜むため、財によって訴訟に至ることを主り、多くは提携・金銭・契約の事が決裂して官司となる。凶の性質は吉から凶へ転じる型に属する。事の始まりはしばしば順調で親密でさえあるが、中途で利益に触れた途端に裂ける。古断の「門吉なれば救いあり」はこの格の活路である。開・休・生の三吉門を得れば、紛糾は調停でき、破財も抑えられる。凶門に逢えば訴訟は現実となり、提携は完全に破裂する。局を断じる際は落宮を見る。離宮に臨めば火が旺じ、金を克す力が全開となって決裂はさらに速い。坎宮に臨めば火が水に制され、合の成分が多く残り、なお維持できる。空亡に逢えば契約の象が空を打ち、口約束が反故になることに注意する。提携・契約・貸借を占ってこの格を見れば、先に厳しい話を済ませておくこと。条項を厳密に定め、証憑を漏れなく残し、帳簿を明瞭にし、「合」の形式を実のあるものにしてこそ、「悖」の結末を避けられる。

テーマ別の判断

仕事・官職

職場の協力関係には利益の衝突が潜み、相棒や上司と表面上は円満でも、功や利の配分の際に決裂しやすい。給与や配分の交渉は必ず文書に残すこと。吉門に当たれば交渉は双方の顔が立つ形で収まり得るが、凶門に逢えば共同案件には深入りしないのが賢明である。

財運・経営

「財によって訴訟に至る」はこの格の核心である。共同経営の帳簿、貸借のやり取り、契約の代金はいずれも地雷原である。金銭の往来には必ず証書を作り、法人口座を通し、曖昧な口約束は一律に文書で締結し直すこと。吉門を得れば紛糾は調停でき、破財も大半は取り戻せる。

恋愛・結婚

恋愛は金銭が情を傷つけることを主り、恋人や夫婦が経済観の食い違いで争い、婚前の財産・結納・共同の支出が敏感な争点となる。金の話は早く、明確に、書面でするのが良い。表面上の仲直りの下にあるわだかまりは面と向かって解くべきで、長引かせれば積もった恨みが訴訟に変わる。

健康

病は虚実の混在を主り、表面の症状は軽くとも内に隠れた患いがあり、肺・気道が火に灼かれる症と虚火の上炎に応じる。健康診断は表面の数値だけを見ず、必要な精密検査は受けること。医師との意思疎通では診療記録をきちんと残し、医療紛争に備える。

旅行・移動

外出は財物をめぐる紛糾で波乱が生じやすく、同行者との費用の分担や旅費の精算で口論が起こりやすいため、連れ立って出かける前に金の計算方法を取り決めておくこと。道中は財物をしっかり管理し、取引には証憑を残し、売買のいざこざに絡まれて旅程が遅れることを防ぐ。

訴訟・争い

訴訟の多くは契約・共同経営・金銭から起こり、双方にかつて交誼があったことが事案の特徴で、証拠の多くは金銭の往来記録やチャット履歴の中に潜んでいる。吉門を得れば調停に全力を尽くすのが良く、和解の成算は高い。凶門に逢えば書証を十分に備え、持久戦を戦うこと。

関連項目

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