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格局凶格

白虎猖狂

天盤の辛が地盤の乙に加わる形。白虎の金が柔らかな陰木を克伐し、凶性は猛烈である。人亡び家敗れる・遠行に災い多し・車船ともに傷つくことを主り、十干克応の中の大凶の格で、外出にも家宅にも防備が必要である。

成格条件

天盤 辛 + 地盤 乙

詳解

辛は白虎の金であり、刑傷と粛殺を主る。乙は陰木であり、柔らかな生気を主り、日奇の貴人でもある。天盤の辛が地盤の乙に加わると、金が木を克し、猛虎が若草に襲いかかるように克伐を遮るものがなく、白虎猖狂と称する。成格の理は「克の無情」にある。乙木はもとより弱く、旺じた辛金がその上に臨めば、生気は摧かれ貴気は傷つけられるため、凶性は猛烈かつ直接的である。古断は「人亡び家敗れ、遠行に災い多く、車船ともに傷つく」であり、白虎干格と並ぶ外出の大忌である。凶の性質は爆発型に属する。禍は速く猛烈に訪れ、多くは人身の傷害・家宅の変事・交通の災いに応じ、目上の不安も主る。局を断じる際は落宮の旺衰を見る。辛金が乾・兌に臨んで地を得れば虎の勢いは最も凶暴であり、離宮に臨めば火が金を克して虎の威がくじかれ、凶は三分減じる。震・巽の木地に臨めば木が旺じてなお抵抗でき、凶中に緩みがある。三吉門を得てもわずかに解けるのみで、凶門が加臨すれば禍の勢いはさらに烈しくなる。空亡に逢えば、虎が空亡に落ちて凶勢は張り子となり、多くは取り越し苦労にとどまるが、それでも身をもって危険を試すことは忌む。外出・家宅・目上の健康を占ってこの格を見れば、いずれも厳重に防備すべきである。遠出を延期し、車両を点検し、老人を見守り、物理的なリスクを一つひとつ潰していくことこそ正解である。

テーマ別の判断

仕事・官職

職場には強敵が迫る象があり、強圧的な上司や競争相手から正面から押さえ付けられ、真っ向からぶつかれば必ず傷を負うことを主る。この時期の転職や冒進は不向きで、新しい職場の環境はさらに険しい可能性がある。鋒先を避け、一線と証拠を守り、まず自衛してから後の道を図るのが良い。

財運・経営

求財は大凶で、破財の勢いが猛烈であることを主る。力ずくの収奪、契約の一方的な破棄、投資の刈り取りに注意する。ハイリスクのポジションは速やかに縮小し、レバレッジを掛けないこと。遠隔地や輸送の絡む商売はこの時期リスクが倍増するため、延ばせるものは延ばすのが良い。

恋愛・結婚

恋愛は一方の強圧が相手を傷つけることを主り、争いは激烈で、言葉は刃のように取り返しのつかない傷を残し、家宅は安らがず、外部の力が乱暴に介入する象もある。この時期の最優先は損失と争いを止めることで、身体と感情の安全を第一とし、重大な決定は嵐が過ぎてからにすること。

健康

急症と外傷を主り、肝胆の受克、筋骨の刃物傷、交通事故や打撲に応じる。目上の健康にはとりわけ気を配るべきで、老人の転倒や急病の危険を主る。この時期は受診を先延ばしにせず、交通の行き帰りにはことさら注意し、予定手術はこの格を避けて別の日を選ぶのが良い。

旅行・移動

「車船ともに傷つく」はこの格の外出への直断であり、大凶で、水陸空のいずれも安定しない。中止できるなら中止し、長距離の自動車運転や夜間の航空便・夜行船は避ける。どうしても出かける場合は大型で正規の交通機関を選び、常にシートベルトを締め、旅行保険を事前に整えておくこと。

訴訟・争い

訴訟は強勢の側から猛烈な攻撃を受けることを主り、相手の手段は鋭く、こちらは守勢に立たされ、正面から張り合えば不利である。経験豊富な弁護士に前面に立ってもらい、手続きと証拠で渡り合い、正面での激突を避け、機を見て和解して身を引くのが良い。

関連項目

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