月格
天盤の庚が地盤の月干の上に加臨する形。太白が当月の気を格拒し、月内の謀事の阻滞と遅れ、同輩や兄弟に関わる事の不利を主る。守って時を待ち、山場をずらして事を行うのがよい。
成格条件
天盤 庚 + 地盤 月干
古訣出典
庚加癸兮为大格,加壬之时为上格,又嫌岁月日时逢。(庚の癸に加わるは大格となし、壬に加わる時は上格となす。又た嫌う歳月日時に逢うを。)
《烟波钓叟歌(煙波釣叟歌)》
詳解
テーマ別の判断
当月の仕事は同格の同僚に牽制されがちで、手柄の横取り、責任のなすり合い、陰での妨害が起こりやすい。月内に重大な提案を打ち出すのは不向きで、記録を残しながら仕事を進め、権限と責任を明確にするのがよい。部門をまたぐ協業はもう一か月待ってから進めるほうが円滑である。
今月は財の入りが阻まれ、代金の支払いは遅れ、共同事業の帳簿には食い違いが生じ、兄弟や友人の間の貸し借りはとくに忌む。今月の予算を守り、追加の投入はしないのがよい。月末の決算では言いにくいことを先に言っておき、後日の仲違いを防ぐこと。
恋愛は身近な友人や兄弟姉妹の噂話にかき乱され、当月は第三者の伝言から誤解が生まれやすい。何事も直接に話し合い、仲介者の又聞きを経ないこと。今月は婚約の宴席など同輩の集まる場を設けるのは不向きである。
当月は気の滞り、筋骨の疲労損傷の症が出やすく、同輩からの圧力で気持ちが乱れ、不眠やいら立ちが生じやすい。付き合いの席を減らし、規則正しい生活を保つのがよい。今月は人と激しい対戦型の運動をする約束は控え、衝突による傷に用心すること。
月内の連れ立った旅は仲たがいが生じやすく、行程の食い違いや費用のもめ事で興ざめのまま帰ることになりがち。今月は一人旅か、ごく身近な親族とだけ同行するのがよい。団体の出張であれば事前に分担を明確にし、費用をはっきりさせ、行程は長いより短いほうがよい。
当月の訴訟事は共同経営者や兄弟・同輩に関わるものが多く、解散清算や財産分割の争いはとくに激しい。月内の開廷での対決は不向きで、延期か調停を勝ち取るのがよい。己方の証人についても口裏を確かめ、土壇場での寝返りに用心すること。
関連項目
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