奇門遁甲大全に戻る
九星

天芮星

九星の中の凶星。五行は土に属し、原始宮位は坤二宮。病星とされ、疾病・遅延・不明瞭を司る。医を求め師に就くこと、友人との交際には利があるが、着任と遠行を忌む。

詳解

天芮星は五行が土に属し、原始宮位は坤二宮にあり、伝統的に凶星に分類され、病星とも呼ばれる。象意は疾病・労苦・不明瞭・遅延であり、人においては老母・大衆・友人・学生を主り、医者と病人をも表す。事においては、弊害が長く積もり、進展が遅々として進まないことを主る。九星では蓬・芮を大凶とし、天芮の臨む宮では、求める事に停滞が多い。四季の土用の月に旺じ、夏に相、秋に休、冬に囚、春に死となる。旺相の時は凶性がより実体を帯び、病災の応験が早い。休囚の時は凶ではあるが力がなく、遅延が主となる。坤・艮宮に臨めば得地、坎宮に入れば水を克して煩わしい苦労を主り、震・巽宮に入れば木に克されて抑えられる。天芮の凶の中にも用い得るところがある。医を求め薬を問うこと、師に就いて芸を学ぶこと、友人と交わることは、かえってこの星を用とし、その師友・学習の象を取る。事を用いるに最も忌むのは、官職への着任・婚姻・遠行・開業である。病を占ってこれに遇えば、病根は深く病程は長く、早めの治療が良く引き延ばしてはならない。生門・吉奇を配せば解け、死門・凶格に逢えば病も訟も重い。卦を断ずるにはまず旺衰と門・奇の組み合わせを見て、凶の深浅を定める。

テーマ別の判断

仕事・官職

職場では進展が遅く、昇進が阻まれ、同僚には面従腹背の者が多いことを主る。医療・教育・宗教などの業種に従事すれば、天芮はかえって用を得る。新任の着任や転職でこれに遇うのは不吉であり、一歩緩めてから動くのが良い。

財運・経営

求財は停滞し、商品は積み上がり、入金は滞る。多額の投資や共同での事業拡張を忌み、隠れた穴が多い。医薬・健康・教育関係の商売は例外で、着実に利益を得られる。生門と同宮すれば、破れの中にも救いがある。

恋愛・結婚

恋愛は疾病・家事・積年の恨みによって変化しやすく、関係はずるずると長引き、別れるとも続くともつかない。相手とは同級生や師友の紹介で知り合うことが多い。婚姻を占ってこれに遇えば、まず相手の健康と家の事情を知るべきで、電撃結婚は不向きである。

健康

病星が臨むため、病を占えば最もよく的中する。脾胃・腹部・消化器系の慢性病を主り、病根は深く治療期間は長く、再発しやすい。早期の診断と治療が良く、引き延ばせば重くなる。医を求める方位は天芮の落ちる宮を参考にでき、その医薬の象を取る。

旅行・移動

遠行には不利で、道中で病を得たり停滞に遭ったりしやすく、行程は度々遅延する。老人や体の弱い者は特に忌む。近距離の見舞い・友人訪問・修学の旅は行って良い。出発前に体調を確かめ、常備薬を十分に用意しておくこと。

訴訟・争い

訴訟は長引いて決着がつきにくく、審理が重なり、時間と労力を消耗する。相手は引き延ばし戦術を多用し、陰で妨害を仕掛けてくる。和解して損失を止めるのが良く、争いに固執すべきではない。医療や田畑・土地の件で訴訟になる場合は、なおさら書面の証拠を揃えておく必要がある。

関連項目

この格局があなたの盤に現れるか見てみませんか?

無料で立局する