従格 · 極稀
従殺格
日主が極弱で殺星が極旺の場合、命を棄てて殺に従う格局。大貴を主とする。
従
従殺格
タイプ従格
頻度極稀
成格の判定
日主が無根、七殺が極旺、印星や比劫の助けがなく、食傷による制もない。
古典命例の分析
『滴天髄闡微』命例(従殺の典型)
『滴天髄闡微』任鉄樵注
年柱
辛
巳
月柱
辛
丑
日柱
乙
酉
時柱
乙
酉
七殺
七殺
日主
比肩
傷官·正財·正官
偏財·偏印·七殺
七殺
七殺
判定手順
1まず月令を確認:日主乙木は丑月生まれで失令、寒湿土が重く先天的に弱い
2殺星の透干を確認:天干に辛・辛が並透し、七殺が明確に重なって全局を主導する
3地支構造を確認:日時の双酉は辛金の根気、月支丑に辛、年支巳に庚を蔵し、金気が連続する
4扶身条件を確認:天干に壬癸印の透出がなく、地支にも寅卯亥などの強根が乏しく乙木を支えにくい
5従格基準を照合:殺旺身弱で抗殺不能、殺を任じられないため勢いに従う
6結論:本命は「殺旺身弱・殺勢順従」という従殺格の成格条件を満たす