正格 · 一般
正官格
月令の蔵干が正官として透出する格局。規律、権威、高貴さを表す。
正
正官格
タイプ正格
頻度一般
成格の判定
1月令透官:月支の蔵干中の正官が年干、月干、または時干に透出する
2官星有力:正官が弱すぎてはならず、根気の支えが必要
3官星不混:七殺との混雑を忌む
4印綬護官:印星が官を洩らし身を生じるのが最良
月令の蔵干を基準に、正官が天干に透出しているか確認する。正官は日干を剋し、陰陽が異なる。
用神配置
用神
正官を用とし、その剋身の権を取る
相神
印星を相とし、その洩官生身を取る
喜神
財星が官を生む(ただし強すぎないこと)
忌神
傷官見官(傷官が官を剋して破格)
古典命例の分析
【北宋時代】邵雍(邵康節)
『子平真詮』
年柱
辛
亥
月柱
辛
丑
日柱
甲
子
時柱
甲
戌
正官
正官
日主
比肩
正印·劫財
正財·正官·正印
正印
偏財·正官·傷官
判定手順
1日主甲木、丑月生まれ。丑は雑気月、蔵干を占比順に:①己土-本気(甲剋己、陰陽異→正財)②辛金-中気(辛剋甲、陰陽異→正官)③癸水-余気(癸生甲、陰陽異→正印)
2天干に何が透出したか:月干は辛金。辛金はまさに丑中の蔵干の一つ(中気)であり、正官が月令から透出したことを示す
3辛金は甲木にとって何の十神か?金剋木、辛は陰金・甲は陽木で陰陽相異、よって辛金は甲木の「正官」
4結論:月令蔵干中の正官が天干に透出し、正官格の取格条件を満たす。故にこの命は正官格