正格 · 一般
偏財格
月令の蔵干が偏財として透出する格局。意外な収入、投資、流動的な財産を表す。
偏
偏財格
タイプ正格
頻度一般
成格の判定
月令の蔵干を基準に、偏財が天干に透出しているか確認する。偏財は日干に剋され、陰陽が同じ。
古典命例の分析
【明代】戚継光(戚元敬)
『明史』
年柱
戊
子
月柱
癸
亥
日柱
己
巳
時柱
乙
亥
劫財
偏財
日主
七殺
偏財
正財·正官
正印·傷官·劫財
正財·正官
判定手順
1日主己土、亥月生まれ。亥は水旺の月、蔵干は:①壬水-本気(己剋壬、陰陽異→正財)②甲木-余気(甲剋己、陰陽異→正官)
2天干に何が透出したか:月干は癸水。癸水は亥中の本気ではないが、癸壬は共に水気であり、癸水が月令から透出
3癸水は己土にとって何の十神か?土剋水、癸は陰水・己は陰土で陰陽同、よって癸水は己土の「偏財」
4結論:月令の水気が天干に偏財として透出し、偏財格の取格条件を満たす。故にこの命は偏財格
格局辨析
本システムは順序取格法を採用し、月令透干の優先順位で判断する。この命造は月干に癸水が偏財として透出するため、偏財格を優先する。
信頼度分布
偏财格
80%
七杀格
60%
他の見解:七杀格
命理に曰く「殺あらば先ず殺を論じ、殺なくば用を論ず」。この命造は時干に乙木が透出し、乙は己にとって七殺(木剋土、同陰)。亥中に甲木正官を蔵し七殺の根となる。七殺透干通根により、この原則では七殺格も可。戚継光は武挙出身で一代の名将となった―七殺の武貴の象に合致する。